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明石初級60周年を祝い チャリティーゴルフと公開授業

「キラキラと輝く目が印象的」

チャリティーゴルフには県下の広範な地域から参加があった

 明石朝鮮初級学校創立60周年記念事業の一環として同実行委員会が企画した「明石朝鮮初級学校創立60周年記念チャリティーゴルフコンペ」が10月17日、加西インターゴルフクラブで行われた。

 当日はすばらしい秋晴れの下、60人が集い、日ごろの技を競った。

 今回のチャリティーコンペには県下の各商工会、教育会の支援、協力の結果、明石朝鮮初級学校管内の同胞だけではなく、県下の広範な地域から参加があり成果裏に開催された。

 プレー終了後、会食と成績発表があり、姫路地域を代表して金承浩会長(県商工会会長)、加印地域を代表して加印商工会・成孝重会長が祝賀スピーチをした。

 また、参加者と主催者を代表して、明石商工会・金星七理事長がチャリティー基金として、チャリティーコンペの収益金60万円を明石朝鮮初級学校・千虎一校長に贈呈した。

 参加者らは、明石朝鮮初級学校が同胞数も多くなく経済状況も困難ななかで、学校運営を正常に行っていることを高く評価し、これからも惜しみないエールを送ることを確かめ合った。

日本の小中学校教員らが参観した公開授業

 また、さる9月23日、明石朝鮮初級学校の創立60周年記念事業の一環として「対外公開授業」が行われた。

 当日は、近隣の日本学校が運動会シーズンで忙しい中、中学校の教諭や教育委員会、「望海コミセン」の人たちが多数参加し、幼稚班から6年生までの授業を参観した。

 授業終了後、懇談会が開かれた。参加した小学校の教諭は「生徒と先生との間に信頼感を感じ取れた」「生徒が先生の一言一句を聞き逃すまいとキラキラした目を輝かせているのが印象的だった」「授業を進めるにあたって、いろんな道具を利用して生徒の関心を呼び起こしている先生のご苦労が感じ取れた」などと感想を述べていた。

 懇談会に先立ち、同校との連帯運動を長きに渡って率いてくれた「望海コミセン」の元所長・後藤氏が「明石朝鮮初級学校との交流をふり返り」と題して経験談を語った。

 また、明石朝鮮初級学校の父母を代表して白順子さんがアピールをした。

 公開授業終了後、関係者の中から、毎年公開授業を行ってほしいという要望が出され、前向きに検討することを約束した。【明石初級】

[朝鮮新報 2006.11.6]