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「日朝友好関東学生の会」主催 連続講座「日朝『友好』カレッジ」

第4回目 105人が参加、来月3月 都内で学生フォーラム

 留学同と日本人学生からなる「日朝友好関東学生の会」が主催する連続講座「日朝『友好』カレッジ」が10月27日、東京・早稲田大学で行われた。今年度最終回にあたる第4回目の講座には105人が参加した。立命館大学の徐勝教授が「核実験後の日朝関係−戦争か平和か」について講義した(第3回目はジャーナリストの伊藤孝司さんが「歴史の現場で見た朝鮮植民地支配」について講義)。

 同講座は、朝・日関係を学ぶ場、朝・日友好の視点を築く場が日本社会において圧倒的に不足しているなか、学生たちの力でそのような場を持ち継続させていこうと同会が企画。今年度6月に開講し、全4回で延べ約220人の同胞学生と日本人学生、市民が参加した。

 国家間の信頼関係を築くことが何よりも東アジアの平和と安定に必要であるという視座をあらためて確認する場となった。

 同会は、来年度もこの「友好カレッジ」を続けていくほか、今年度の活動の集大成として「日本と朝鮮半島の『次代』を創造する学生フォーラム」を12月3日に開く(14時〜、中央大学駿河台記念館)。一橋大学の鵜飼哲教授の特別講演、在日朝鮮人若手研究者によるパネルディスカッション、朝・日友好実践活動のリレートークの3部構成。学生主催のフォーラムだが一般市民の参加も歓迎している。【留学同中央】

[朝鮮新報 2006.11.13]