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第29回全日本アンサンブルコンテスト中国大会 広島初中高吹奏楽部が金賞

 4、5日の両日間にわたり、岡山県倉敷市民会館大ホールで開催された第29回全日本アンサンブルコンテスト中国大会で、広島朝鮮初中高級学校吹奏楽部の打楽器5重奏がみごと金賞に選ばれた。残念ながら全国大会出場権は得られなかったものの、生徒たちの健闘をたたえてたくさんの拍手がわき起こった。

 広島初中高吹奏楽部は1月6〜9日、広島市安芸区民文化センター大ホールで開かれた第29回広島県アンサンブルコンテストに出場し、優秀な成績を収めた。

 本大会は、広島県吹奏楽連盟が主催する権威ある大会で、夏のコンクールでは合奏、冬は重奏の競演が行われる。

 広島初中高吹奏楽部は6組(フルート3重奏、クラリネット4重奏、サックスフォン4重奏、金管5重奏、金管8重奏、打楽器5重奏)が参加し、4組が金賞、1組が銀賞、残る1組も銅賞に選ばれた。

 とくに、打楽器5重奏は、同大会に出場した214団体の代表として、中国大会出場権を得る快挙を遂げた。

 5人の生徒たちは楽器が足りない厳しい条件の中でも、お互い力を合わせて猛訓練を行い、優秀な演奏をして審査員たちから「音楽が切れずに最高だった」「均衡がとれたすばらしいアンサンブルが良かった」「人情味と信頼感を感じることができた。基本技術がしっかりしていて音色が美しい」など称賛を受けた。

 生徒たちは広島県代表として、民族教育のすばらしさと母校の名をはせるための良い演奏をする決意にあふれ、練習に励んだ。【広島初中高吹奏楽部、総連倉敷支部】

[朝鮮新報 2006.2.18]