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東京第6初級代表ら、大田区長に要望書提出

補助金の増額を要求

 東京朝鮮第6初級学校の金秀彦校長と女性同盟大田支部、同校のオモニ会代表らが11日、東京都大田区の西野善雄区長を訪ねた。

 代表らは、6月29日に大田区女性区議会議員たちを招待して行われた同校の公開授業と懇談会の模様を伝えるとともに、大田区が2001年5月、同校を区内の区立幼稚園、小学校と同等の教育をしているとの認識の下で支給した教育振興費補助金(100万円)の交付要綱を再確認し、補助金を日本の私立学校と同等の300万円まで増額することを要求する要望書を区長に提出した。

 区長は代表らの要望に対して理解を示しながらも、朝鮮学校が置かれている各種学校という法的取り扱いを崩すのは簡単ではないと語った。

 しかし、朝鮮学校の生徒たちを区民として保護するという意味で、防犯装置の設備、防犯ブザーの支給や、教育図書に対する補助金支給などは即時検討すると答えた。【東京第6初級】 

[朝鮮新報 2006.7.25]