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明石初級創立60周年事業の一環として 安全工事を市が施行

 明石朝鮮初級学校創立60周年記念事業の一環として安全対策工事を明石市が施工している。

 「明石朝鮮初級学校」の前面道路は、校舎建設当時から擁壁が急峻でガードレールも無く、その危険性が高いため父母らから問題視されていた。

 また、3年前の台風による大雨で下水があふれ、大量の土砂が校庭に流出した。そのときの影響で道路と擁壁の間が数センチ陥没し、道路がうねり、危険な状態が続いていた。

 学校当局と60周年実行委員会、学父母はこのたびの60周年記念事業で学校の安全対策工事をするにあたり、ぜひこの問題を解決したいと思い、道路を管理する市当局に要望を行ってきた。

 6月8日、明石市長と明石議会議長へ申し入れを行った結果、市の責任で「道路と擁壁の安全対策工事」を行うことで合意、土木部道路課の担当者が現地を視察し、予算を確保し、さる7月末から11月初旬までの予定で工事が進んでいる。

 まず、道路にガードレールを設置して、不慮の事故に対応することと、道路の幅を60センチほどセットバックして側溝を設置し擁壁を補強することにしている。【明石初級】

[朝鮮新報 2006.10.30]