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共同社説貫徹へ 平壌市民大会 強盛大国建設で飛躍を

 【平壌発=呉陽希記者】社会主義強盛大国建設で新たな飛躍をもたらすための平壌市民大会が4日、金日成広場で行われ、10万余人の市民らが参加した。

金日成広場で行われた10万人平壌市民大会 [朝鮮中央通信=朝鮮通信]

 平壌市人民委員会の梁万吉委員長が報告し、農業と軽工業部門で高揚をもたらしたことで首都の経済的土台をしっかり築いた昨年を振り返りつつ、今年は全面攻勢をかける年だと訴えた。また、平壌市民らが今年も農業を経済建設の主攻戦線ととらえ、すべての力を集中させなければならないと強調した。

 大会では4人の代表が討論し、労働新聞など3紙の新年共同社説で示された課題を貫徹し社会主義強盛大国建設で新たな飛躍をもたらす決意を述べた。

 参加した市民らは、「すべての力を再び農業戦線に集中させよう」「今年の共同社説で示された戦闘的課題を徹底的に貫徹しよう」など、新年共同社説で示されたスローガンを叫びながら、社会主義経済建設で平壌市が先頭に立たなければならないとの決意を新たにしていた。

 大会では決意文が朗読された。

 牡丹峰区域青年同盟指導員のチョン・グヮンウォンさん(33)は、「金日成社会主義青年同盟創立60周年(1月17日)を迎える今年、青年同盟を先軍思想でしっかり武装した組織に整え、先軍革命進軍において青年前衛としての役割を果たしたい」と述べた。

 清流電気器具工場で働くチョン・ギョンスクさん(41)は、「社会主義経済建設と人民生活で決定的転換をもたらすための共同社説の要求に沿って、人民経済のオートメ化を保障する電気器具生産で高揚を起こそうと思う」と決意を語っていた。

平安南道でも

 人民保安省服務者、鉄道省従業員の決起大会が5日にそれぞれ行われた。平安南道、平安北道、慈江道、江原道でも同日、共同社説貫徹のための市民大会が開かれた。

 一方、労働新聞3日付は社説を掲載し、今年の共同社説を貫いている精神は、先軍革命の未来に対する確信と大きな抱負を抱き社会主義強盛大国建設のすべての分野で一大飛躍をもたらそうということだと指摘した。

 また、朝鮮人民軍の全将兵と党員、勤労者らが共同社説で示された課題を徹底的に貫徹することで、今年の社会主義建設で一大全盛期を切り開かなければならないと主張した。そのためにも共同社説の学習を深め、そこに込められた思想と精神でしっかりと武装することが何よりも重要だと述べた。

 労働新聞は、新年共同社説が朝鮮人民のたたかいの前途を明らかにする設計図であり、そこに課題と実現方途が具体的かつ明確に示されていると指摘。共同社説に対する学習を集中的に行い、共同社説に反映された党の構想と意図を深く把握すべきだと強調した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2006.1.10]