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労働新聞、朝鮮人民軍、青年前衛3紙共同社説、遠大な抱負と信念をもってより高く飛躍しよう

 新年2006年を迎え、労働新聞と朝鮮人民軍、青年前衛の3紙1日付は、「遠大な抱負と信念をもってより高く飛躍しよう」と題する共同社説を発表した。その詳細な内容は次のとおり。

1、05年は闘争の年、創造と変革の年

 こんにち、われわれは先軍の旗じるしのもとに朝鮮式社会主義の偉大な繁栄の時代を開いていく大きな誇りを抱いて、希望にあふれる新年、2006年を迎える。

 昨年2005年は、朝鮮労働党と祖国の歴史に特筆すべき激動的な出来事と偉勲で飾られた誇らしい闘争の年、偉大な創造と変革の年であった。

−政治、思想的威力誇示

 昨年、われわれは、党創建60周年と祖国解放60周年を先軍革命勝利者の大祭典として盛大に記念し、革命隊伍の政治的、思想的威力を誇示した。

 意義深い革命的祝日をかつてない大慶事として飾る過程は、金日成同志が党と軍と国家の建設において遂げた不滅の業績をさん然と輝かす歴史的な契機となった。革命の首脳部に対する軍隊と人民の絶対的信頼、指導者に従ってこの世の果てまで進もうとする千万軍民の確固不動の意志が誇示された。荘厳な閲兵式をはじめ祝賀行事と大マスゲーム・芸術公演「アリラン」は、一心団結の強固さと人民軍の威力、民族の尊厳を誇示した大叙事詩的絵巻であった。栄えある歴史と輝かしい未来を持つチュチェの先軍革命偉業の不敗性を全世界に示したことは、昨年の闘争で達成されたこのうえなく誇らしい勝利である。

−経済で実績上回る成果

 昨年、われわれは社会主義経済建設分野において、ここ数年間の実績を上回る大きな成果を達成した。

 全国が奮起して農業に全力を総集中、総動員し、農業生産において新たな前進をもたらした。大安親善ガラス工場と白馬−鉄山水路をはじめ先軍時代の記念碑的建造物が各地に建設され、経済建設と人民生活の向上において重要な意義を有する多くの対象が改造、近代化された。基幹工業と主要工業部門の数多くの工場、企業所で生産的高揚が起こり、国の経済全般が確固たる上昇の軌道に乗りはじめた。

−自主的尊厳と対外権威

 昨年、朝鮮の自主的尊厳と対外的権威が誇示された。

 われわれは米帝の対朝鮮孤立、圧殺策動を超強硬で断固と粉砕し、われわれの思想と体制、われわれの偉業を守り抜いた。誰も朝鮮革命の勝利をめざす前進を阻むことはできず、わが国の青空を曇らせることはできないということが世界の面前で明確に実証された。

−先軍革命指導と結実

 意義深い昨年の誇らしい勝利と成果は、金正日同志の非凡な先軍革命指導の輝かしい結実である。

 金正日同志は、党創建60周年と祖国解放60周年にあたる歴史的な年をさん然と輝かすための闘争目標と方向を明白に示し、全党、全軍、全人民を先軍革命総進軍へと力強く呼び起こした。

 軍隊と人民の英雄的な闘争史と現実は、党が先軍政治を施してきたことがどれほど先見の明のある選択であったのかを示している。

2、06年は全面的攻勢の年

 新年2006年は、先軍革命の誇らしい勝利と成果に基づき、社会主義強盛大国の建設で一大飛躍を遂げていく全面的攻勢の年である。

 強盛大国の建設をめざす党と人民の闘争の前途には新たな画期的局面が開かれている。厳しい試練に満ちたこの10余年間、われわれは先軍の旗じるしのもとに革命隊伍の一心団結を全面的に強化し、国防力を強固に打ち固め、経済強国建設の貴重な物質的基礎を築いた。社会主義強盛大国の高峰をめざしてより高く飛躍し、より疾走できる基礎が固められたこんにち、党は全党、全軍、全人民が大胆かつ全面的な攻撃戦を展開することを呼びかけている。

 「先軍の威力をもって社会主義強盛大国の建設で新たな飛躍を遂げよう!」、これがわれわれの掲げていくべき戦闘的スローガンである。

 今年、われわれは金日成同志による「トゥ・ドゥ(打倒帝国主義同盟)」結成80周年(10月17日)を迎える。「トゥ・ドゥ」結成80周年は、チュチェ思想の旗じるしのもとに百戦百勝の歴史と伝統を創造した主席の不滅の業績を輝かし、革命の首脳部のまわりに固く団結して社会主義偉業を最後まで成し遂げようとするわが軍隊と人民の信念と意志を誇示する意義深い契機となる。

 先軍革命総進軍に今一度拍車をかけ、政治、軍事、経済、文化の各分野にわたって朝鮮式社会主義の優位性を全面的に強く発揮させること、これがこんにち、われわれに提起されている総体的闘争課題である。

−政治、思想陣地の威力

 朝鮮式社会主義の政治、思想陣地の威力を誇示しなければならない。

 指導者を中心とする千万の軍民の一心団結を一枚岩のごとく固めることは、社会主義の強盛繁栄のための根本保証である。

 革命の首脳部の指導にわれわれのすべての勝利と明るい未来がかかっている。全人民が将軍だけを固く信頼し、革命の首脳部と生死、運命を共にする信念を固めなければならない。

 社会主義を生命、生活とする朝鮮人民の揺るぎない信条と革命的気概を誇示しなければならない。

 社会主義が勝利するのは歴史発展の法則であるという科学的世界観、社会主義だけが人民の尊厳と権利、真の生と幸福を守り花咲かせるという確信、われわれの社会主義は永遠に上昇の一途をたどるという楽観、これがわれわれが身につけるべき革命的信念である。

 われわれは、社会主義を決死守護した「苦難の行軍」精神を決して忘れてはならず、不屈の闘志をもって万難に立ち向かわなければならない。透徹した反米階級意識をもって社会主義の階級陣地を鉄壁のごとく固め、先軍の道において決死の覚悟で守り抜いた革命の獲得物を限りなく輝かさなければならない。敵の卑劣な思想的、文化的浸透と心理謀略戦を革命的思想攻勢によって断固と粉砕し、社会主義制度をむしばむあらゆる異色の要素が浸透できないようにしなければならない。

 社会主義の一大繁栄期を開いていくこんにちの激動的な現実は、よりざん新に思想教育活動を繰り広げることを求めている。チュチェ思想教育、先軍思想教育を決定的に強め、すべての党員と勤労者に党の先軍哲学、先軍革命路線を深く体得させ、彼らを革命的軍人精神を体質化した不屈の革命闘士に準備させなければならない。

−軍事的威力を極力強化

 朝鮮式社会主義の軍事的威力を極力強化しなければならない。

 われわれの社会主義は、強力な軍事的地盤をもつ必勝不敗の社会主義であり、国防は強盛大国建設の第一の重大事である。情勢がいかに変わろうとも軍事を重視するわが党と国家の原則的立場には変わりがない。

 人民軍は自衛的国防力の中核であり、社会主義の柱である。

 人民軍は先軍思想の第一信奉者、先軍政治の第一擁護、貫徹者にならなければならない。すべての人民軍将兵は確固たる社会主義守護精神と熱烈な祖国愛をもって一つしかない祖国のために二つとない生命をためらわずにささげてたたかう先軍時代の李寿福、姜虎英(英雄)にならなければならない。わが人民軍の誇らしい伝統であり、底知れない力の源である将兵一致、軍民一致、軍政配合を確固と実現し、全軍を思想と志を同じくし、生死を共にする一つの同志につくらなければならない。部隊の指揮、管理を改善し、軍紀を確立するための活動を強化し、偉大な先軍の統帥者をいただいた人民軍の威風と正規化的面ぼうを誇示しなければならない。

 全軍の革命化を促進し、先軍時代の先導者、強盛大国建設の突撃隊としての栄誉をとどろかせなければならない。

 社会全体に軍事重視の気風をいっそう徹底的に確立しなければならない。先軍時代の経済建設路線の要求どおり、国防工業に必要なものをすべて最優先で供給しなければならない。人民は軍隊を支援し、軍隊は人民を援助する先軍朝鮮の誇らしい面ぼうをさらに際立たせなければならない。

−経済と人民生活で転換

 社会主義経済建設と人民生活において決定的な転換をもたらさなければならない。

 近い将来に経済全般を活性化し、人民がわれわれの経済的土台の恩恵を実際に浴するようにするというのが党の意図であり、われわれの闘争目標である。「苦難の行軍」、強行軍を克服しながら鍛えられた朝鮮人民の不屈の闘志と愛国の熱意が余すところなく噴き出す時、わが社会主義の一大繁栄期が開かれるであろう。われわれは、50年前に党中央委員会12月総会の決定を体してチョンリマ(千里馬)大高揚を起こし、社会主義強国に変えたように、先軍革命大高揚の炎を燃え上がらせて21世紀の経済大国を誰もがうらやむように築かなければならない。

 今年も農業戦線を経済建設の主要戦線として位置づけ、今一度農業にすべての力を総動員、総集中しなければならない。

 「コメはすなわち社会主義である」と述べた金日成同志の遺訓を綱領的指針とし、全国が一丸となって農業部門に取り組まなければならない。農業部門に必要な労働力や設備、物資を最優先で無条件提供しなければならない。人民軍のように革命的に取り組み、党の種子革命、ジャガイモ農業革命、二毛作、大豆栽培の方針の貫徹において新たな前進をもたらさなければならない。

 農業部門の幹部と勤労者は国のコメびつに責任をもつ主人らしく農業をき帳面に営み、すべての支援者は昨年のように農村を積極的に手助けしなければならない。ミル平野をはじめ随所で水路工事と土地整理事業を引き続き力強く繰り広げ、土地管理に力を入れなければならない。機械化、化学化を積極的に推し進め、農業生産を飛躍的に発展させなければならない。われわれは今年、農業をりっぱに営んで社会主義朝鮮の大地に五穀百果を実らせ、食糧問題、食の問題を円滑に解決しようとする党の意図と決心を輝かしく実現しなければならない。

 新たな発展段階に入ったわが国の経済は、電力、石炭、金属工業と鉄道運輸部門を決定的に盛り立てることを求めている。電力工業部門の労働者階級は強盛大国建設で担っている重い責任を深く自覚し、緊張した電力問題を解決しなければならない。石炭工業と金属工業は人民経済活性化のためのキーポイントである。石炭工業部門に国家的な力を注ぎ、埋蔵量が多く採掘条件が有利な主要炭鉱に力を集中し、石炭生産を一段と高めるべきである。金属工業部門では主体的な鉄生産方法を積極的に取り入れ、鉄鋼材の生産において転換をもたらさなければならない。鉄道運輸部門では輸送の手配と指揮を革命的に行うと共に、軍隊のような強い規律と秩序をうちたてて、増大する輸送の需要を満たさなければならない。

 採取、機械、化学、建材工業と林業など人民経済の各部門で基礎的なものから解決しながら物質的、技術的土台を強固に築き、新たな生産的高揚を起こさなければならない。建設では工法を厳守し、質を高めて、先軍時代の記念碑的建造物をより多くつくらなければならない。

 軽工業部門では生産工程を積極的に近代化して、良質の一般消費物資が量産されるようにしなければならない。住宅建設を大々的に進めて、増大する人民の住宅需要を解決しなければならない。国土環境保護活動に全人民が立ち上がり、わが国を風光明びで住みよい社会主義の錦繍江山として輝かせていかなければならない。

 こんにち、経済建設で差し迫った重要な課題は、人民経済の改造、近代化を集中的に進めることである。人民経済の各部門、各職場では改造、近代化を重要な経済戦略とし、新たに出発するという立場に立って、大胆かつ大規模に、革新的に推し進めなければならない。自力更生の原則に基づき、緊要で実利のある対象から一つずつ実現する方法で改造、近代化を進めなければならない。

 経済管理を革命的に改善するところに社会主義経済の優位性を高く発揚させる道がある。経済事業を内閣に集中し、内閣の統一的指揮に従って処理する整然とした体系と秩序を確立しなければならない。人民経済の各部門で計画規律、労働行政規律、財政規律を強化し、生産の専門化と規格化、標準化を積極的に実現して全社会的に節約運動を力強く繰り広げなければならない。経済部門の指導幹部は科学的な経営戦略、企業戦略をもち、実利を考えて経済事業に対する作戦と指揮を、責任感をもって創意的に行わなければならない。

−社会主義文化の開花期

 社会主義文化の新たな開花期を開いていかなければならない。

 文化建設の各分野の事業を大胆に革新して先軍時代の社会主義文化をさん然と開花させることは、強盛大国建設の重要目標である。

 教育事業で革命を起こさなければならない。情報産業時代の要求に即して教育の質を著しく高め、教育事業に全国家的、全社会的な関心を向けなければならない。科学革命、技術革命の炎をさらに燃え上がらせ、強盛大国建設における科学技術上の問題を積極的に解決していかなければならない。党の人民的な保健医療施策を具現して常備薬と一般医薬品の生産を増やし、医科学を速やかに発展させ、社会主義保健医療制度の優位性を全面的に発揮させなければならない。

 党の文学芸術指導業績をしっかり堅持し、文学、芸術全般において新たな創作的高揚を起こさなければならない。大マスゲーム・芸術公演「アリラン」を創造した情熱と気風をもって、先軍時代の記念碑的名作をより多く制作しなければならない。社会生活のすべての分野で主体性と民族性を固守し、優れた文化伝統と良風美俗を生かしていかなければならない。大衆文化活動、大衆スポーツ活動を活発に繰り広げ、全国に豊かな情緒と楽観が満ちあふれるようにしなければならない。全社会的に読書の気風、学習の気風を確立し、街や村、職場をりっぱに整えなければならない。

−活動家の政策的見識を

 こんにちの総進軍は、活動家が高い政策的見識をもって、強い責任感と組織、指揮力を発揮することを求めている。

 先軍革命総進軍を推し進めるうえで、青年に対する党の期待は非常に大きい。青年たちは、金日成社会主義青年同盟創立60周年(1月17日)を迎える意義深い今年、偉大な主席の青年運動思想と業績を限りなく輝かし、先軍偉業の将来を切り開いていく前衛的青年としての気概をさらにとどろかさなければならない。革命の先代のように明日のための今日に生きるという高潔な人生観を持ち、社会主義祖国の富強、繁栄をめざす希望に満ちた闘争の道に血潮たぎる青春をささげなければならない。祖国防衛を最大の愛国、最高の栄誉とみなし、誰もが革命的軍人精神の策源地であり先軍革命の大学である人民軍で自らを革命的に鍛えなければならない。青年同盟組織は、その使命と任務に即して青年に対する思想教育に第一義的な力を注ぎ、すべての青年が強盛大国建設の骨のおれる持ち場で人々を驚嘆させる奇跡を生み、偉勲を立てるよう奮い立たせなければならない。

−先軍革命指導を指針に

 今年、社会主義強盛大国の建設において革命的高揚をもたらす基本的方途は、金正日同志の先軍革命指導の業績を確固たる指針とするところにある。

 社会主義の原則を堅持することに必勝のカギがある。

 発展する現実の要請に即して、すべての事業を創造的に、革新的に展開しながらも革命的原則ではさ細な狂いもあってはならないというのが党の揺るぎない立場である。党の唯一的指導と国家の統一的な指導を保障することをはじめ、われわれが一貫して堅持してきた革命的原則を引き続き具現していかなければならない。

 経済管理と社会生活で提起されるすべての問題を徹頭徹尾、社会主義の集団主義的性格に合わせて解決しなければならない。誰もが党的、階級的原則を固守するためのたたかいで容赦のない不屈の闘士にならなければならない。

3、統一運動に大きな足跡

 昨年は祖国統一運動の歴史に大きな足跡を残した年であった。

−3大共助実現へ闘争展開

 北、南、海外の全同胞は6.15共同宣言の旗じるしを高く掲げ、民族自主、反戦平和、統一愛国の3大共助を実現するための果敢な闘争を展開して統一運動の新しい章を開いた。民族分裂史上初めて民間級だけでなく、当局が共に参加する統一祭典が北と南で盛大に行われ、各分野にわたって対話と接触、交流がかつてなく活発化した。

 全同胞の統一熱を盛り上げた昨年の有意義な出来事は、「わが民族同士」の理念のたぐいなきけん引力と生命力の明白な表われである。金正日将軍をいただき、6.15共同宣言の旗じるしのもとに進むわが民族の自主統一の流れをくい止める力はこの世にない。

−「3大愛国運動」を力強く

 北、南、海外の全同胞は、新たな段階に入った祖国統一偉業をさらに活力をもって前進させなければならない。

 「『わが民族同士』の旗じるしのもと、自主統一、反戦平和、民族大団結の3大愛国運動を力強く繰り広げよう!」、これが今年祖国統一運動で掲げていくべきスローガンである。

 自主統一の道を力強く前進しなければならない。

 民族自主に統一運動の進路があり、民族の運命と前途がかかっている。われわれは統一偉業の実現において提起されるすべての問題を「わが民族同士」の理念の要求どおり、民族の尊厳と利益を最優先で解決しなければならない。同胞が暮らすすべての所に民族重視、民族第一の気概がみなぎり、自主統一の熱風がまき起こるようにしなければならない。北南共同宣言が採択された6月15日を「わが民族同士の日」として盛大に記念することを恒例化しなければならない。

 民族の統一を妨げる基本的障害は米国である。60余年間、国土の半分を占領し、民族の自主権を踏みにじってきた米国の支配主義的策動は日を追ってますます悪らつになっている。北、南、海外の全同胞は民族共助によって米国の干渉と支配を断固排撃し、外部勢力と結託した反統一勢力の反民族的売国行為をいささかも容認してはならない。

 反戦平和擁護闘争の炎をはげしく燃え上がらさなければならない。

 統一を一日千秋の思いで待ちこがれている民族の頭上に戦争の暗雲が重くたれこめている。自らの対朝鮮戦略を実現するためにはわが同胞に核の惨禍を被らせることもためらわないのが米国の本心である。

 民族大団結を実現することは、こんにち祖国統一運動においていつにもましてさし迫った要求となっている。

 祖国統一運動は思想と理念、体制と党派、所属に関係なく、すべての同胞が手をたずさえて推し進めるべき全民族的な運動である。民族の和解と団結の雰囲気を引き続き高め、統一運動団体間の連帯・連合をさらに強めなければならない。

 南朝鮮で反保守大連合を実現することが重要である。南朝鮮の親米保守勢力は今、6.15統一時代を過去の対決時代に逆戻りさせ、政権掌握野望を実現しようとあがいている。同胞の志向と民族の運命は眼中になく、もっぱら党派の利益のみを追求する反逆集団をそのままにしては、南朝鮮で「維新」独裁時代のような暗黒時代の再現を防ぐことも、祖国統一運動を前進させることも期待できない。南朝鮮の各階層の人民は「新保守」の結託と挑戦を進歩の大連合によって粉砕し、売国、反逆集団を最終的に破滅させなければならない。

 北、南、海外の全朝鮮同胞は、今年、自主統一、反戦平和、民族大団結の3大愛国運動を基本的課題に掲げて力強くたたかうことにより、6.15共同宣言の旗じるしのもとに一つに結集した同胞の威力を今一度誇示し、祖国統一偉業の新たな転機を迎えなければならない。

 われわれの革命偉業は、祖国と民族の運命をりっぱに切り開き、全世界の自主化を実現するための正義の偉業、必勝不敗の偉業である。われわれは今後とも、反帝自主の旗じるし、社会主義の旗じるしを高く掲げ、自主、平和、親善の新しい世界の建設に積極的に寄与するであろう。

4、来年は主席生誕95周年

 われわれは来年、金日成同志の生誕95周年(4月15日)を意義深く迎える。

 金日成同志をチュチェの永遠なる太陽として仰ぎ、強盛大国建設の願いをりっぱに実現することは、軍隊と人民の神聖な使命である。われわれは、今年の総進軍で誇らしい勝利と成果を収め、来年の太陽節を誇り高く迎えることにより、主席の戦士、教え子としての本分を尽くさなければならない。

 朝鮮革命の前途には依然として難関と試練が横たわっているが、最後の勝利はわれわれのものである。自身の偉業の正当性と不敗性を固く信じ、明るい未来に向かって意気高く前進する党と軍隊と人民の前にはひたすら勝利と栄光があるのみである。

 金正日同志を首班とする革命の首脳部のまわりに固く結集し、百戦百勝の先軍の旗じるしを高く掲げて朝鮮式社会主義の一大全盛期を開いていこう。(朝鮮通信、中見出しは編集部)

[朝鮮新報 2006.1.12]