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人民保健制度による輝かしい結実

 2005年、朝鮮では国家的関心のなかで人民の生命、健康保護、増進に向けた科学研究と、その成果を臨床に導入する活動において大きな前進が遂げられた。

 保健省の金明徳局長によると、最近、医学科学院の科学者たちは手術、病後の衰弱、結核、肝炎などの治療に使われる効能の高い総合アミノ酸注射薬の「ニュアミン」と各種のガン治療に特効のある「タクソル」注射薬を研究、開発したのに続き、その生産を工業化した。

 高麗医学科学院の科学者たちは、慢性膵臓炎の臨床型に応じた診断と治療法を研究、完成し、有効率が89.2%の「蒸しジオウ膵臟炎顆粒薬」を開発した。

 彼らは、伝統的な高麗治療法に基づいて難治性疾病の特発性壊疽とさまざまな神経麻痺性疾患治療で85%以上の治療効率を上げる非薬物性治療法も開拓した。

 国では、病気を予防し、診断と治療法をいっそう科学化し、人々の無病長寿に向けた研究に深い関心を払った。

 この過程で、各種のウイルス性疾病診断試薬が開発、完成され、現代医学では難病とされる神経系統疾病の治療で特効が現れるのは言うまでもなく、人々の健康長寿に大きく寄与している「フィマン2」号と「松花栄養丸」「金剛天然不老水」をはじめ数多くの健康食品も開発、生産されている。

 金局長は、まだすべてが不足がちで困難ななかで収められたこれらの成果は、人民大衆中心のわが国社会主義人民保健医療制度による輝かしい結実であると強調した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2006.1.12]