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植物の成長促進、免疫増強剤に関心

 平壌3日発朝鮮中央通信によると、朝鮮の国家科学院生物分院で研究した植物の成長促進、免疫増強剤「プンオク(豊玉)」が農業部門で関心を集めている。

 現在、平安南道价川市と粛川郡、両江道三池淵郡、黄海北道銀波郡など全国の多くの単位で「プンオク」が導入されて成果を収めている。

 稲、トウモロコシ、小麦、大麦などの農作物と草花に適用する「ワクチン」とも言える「プンオク」は、植物の生育を促進し、害虫被害を防ぎ、収穫量を著しく増やす。「プンオク」は原液を品種に応じて一定の比率で水に溶かして種子、苗床、芽生えた種子の処理などに用いる。ジャガイモのウイルス病と溜まり水被害による病気を抑え、収穫量を最高80%まで増やす。

 「プンオク」は適当な量の肥料と一緒に用いれば、その効果がはっきり表れ、原液は無期限保管できる。

[朝鮮新報 2006.1.14]