今年の共同社説は、人民経済のすべての部門、すべての単位で改造、近代化を重要な経済戦略として堅持することを強調した。

　朝鮮労働党は発展する現実と新世紀の要求に即して科学的な人民経済の技術改革方針を示して経済を画期的に発展させることを求めている。わが党の技術改造方針の真髄は、最新科学技術に基づいて人民経済の近代化、情報化を実現することである。

　他人に依存することなく自分の足で歩く経済を建設するためには、科学と技術を発展させると同時に生産手段を絶えず改善していくべきだ。

　われわれには資金も不足し、原料と資材も足りないもののほうが多い。とりわけ米帝の悪らつな孤立、圧殺策動のなかで強盛大国を建設するのは骨が折れる。

　そうした時ほど、科学と技術の力を信じて技術改造を進めてこそ、少ない原料と資材でも多くのものを作り出せ、人民生活も豊かにできるのである。

　人民経済の技術改造は国の科学技術を発展させるための重要な事業である。人民経済を発展させるためにも技術改造を行わなければならず、科学と技術を高い水準に引き上げるためにも改造、近代化を進めるべきだ。（労働新聞９日付論説）

［朝鮮新報 2006.1.15］