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非転向長期囚 共同で告訴状、首謀者と後えいの処罰、謝罪、補償を

 北に送還された非転向長期囚らは6日、南朝鮮の軍事ファッショ独裁政権時代に監獄で直接受けたり目撃した非人間的で野獣じみた犯罪を、資料を挙げて暴露し、その主犯の処罰、補償を求める共同告訴状を板門店を通じて南朝鮮の国家人権委員会と真実、和解のための過去史整理委員会あてに送った。

 共同告訴状は次のように指摘している。

 われわれは南朝鮮の歴代独裁政権が働いた蛮行を正義と良心を踏みにじる不法、非道な犯罪、国際法的に公認された人権を乱暴に踏みにじる反人倫的、反人権的犯罪と糾弾し、被害者として原告の資格をもって加害者である歴代独裁政権とその後えいを被告にして次のように求める。

 第1に、思想と信念を捨てることを強要してわれわれに想像を絶する悪行を働いたファッショ独裁政権時代の主謀者と絞刑吏、後えいを一人残らず歴史と民族の審判台に立たせて厳しく処罰すべきだ。

 第2に、かつての独裁政権がわれわれに働いた罪悪を謝罪し、被害を補償しなければならない。

 われわれは、監獄で強いられた苦しみとその後遺症によって今も苦痛をなめており、医療上、生活上の援助を受けている。これも当然、補償されるべきだ。

 過去のファッショ独裁遺産の相続人であるハンナラ党は、われわれの被害補償要求に背を向けてはならず、謝罪し補償した後、歴史の舞台から永遠に退くべきであろう。

 現在、ハンナラ党は維新独裁者の娘である朴槿恵を代表としている。朴槿恵は、維新独裁者の娘として過去、維新政権を積極的に援助した罪過から見ても、こんにちファッショ独裁集団の集結所であるハンナラ党の責任者であることから見ても当然、第1番目に被告席につくべきだ。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2006.1.19]