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労働新聞 過去清算は法的、道徳的責任

 労働新聞15日付けは、「過去の清算は日本の回避できない法的、道徳的責任」と題する論説で次のように指摘した。

 過去の清算は日本の回避できない法的、道徳的責任であり、歴史的課題である。

 日本の過去の清算はその性格において、加害者として被害者である朝鮮民族に負債を支払う問題であり、心からの謝罪と補償は過去の清算の本質的内容をなす。

 過去の清算は無条件履行すべき日本の法的責任である。それは、日本の朝鮮占領と支配が不法のねつ造文書に基づいている国家犯罪だからだ。

 過去の清算が日本の法的責任となるのはまた、日帝が朝鮮占領期間に働いた犯罪行為が、時効のない特大型の犯罪だからである、

 過去の清算は日本の道徳的責任でもある。それは、かつて日本が朝鮮で働いた犯罪行為が人間の初歩的な権利と尊厳、道徳、倫理を踏みにじった反人倫的犯罪だからである。

 過去の清算は現代の国際的推移となっている。しかし、それとは異なり日本は必死に過去の犯罪を否認し、その清算を執ように回避している。

 日本はいかなる手法によっても過去の犯罪に対する法的、道徳的責任から絶対に逃れることができない。

 日本は今年、過去の清算意志を実践で世界の前に示すべきである。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2006.1.21]