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図書「百済−倭(日本)関係」出版

 【平壌19日発朝鮮中央通信】趙希昇博士(教授)が研究、執筆した図書「百済−倭(日本)関係」が社会科学出版社から出版された。

 同書は、前書きに続いて「百済人の日本列島への進出契機と時期」「百済小国の形成」「河内と大和の伽倻−百済勢力」「『日本書紀』に反映されている親百済的大和政権の西部日本統合」「7世紀の百済−倭(大和)関係」の5章と後書きからなっている。

 同書には、紀元前3世紀半ば、高句麗の一族が南下して辰国の北部地域に形成した封建小国が発展して形成された百済と倭(日本)との関係が叙述されている。

 また、百済人が日本の統一国家成立において果たした役割と彼らが占めた地位、日本の歴史発展に及ぼした影響力についてわかりやすく編集してある。

[朝鮮新報 2006.1.26]