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畿道知事 「稲栽培で姉妹関係を」

 孫鶴圭・京畿道知事は26日、「南北合作の稲生産事業を政府次元に拡大させ、北の各道と南の各市、道が互いに『稲農業のための姉妹関係』を結ぶべきだ」と提案した。

 孫知事はこの日午前、ソウルプレスセンターで開かれた外信記者クラブ主催の「京畿道南北交流協力事業報告会」でこのように主張し、「京畿−平壌米」が「分断60年目にして初めて南北の同胞が共同で種を植え、苗を育て収穫した信頼と和合の象徴であると同時に、南北が実質的な協力事業を通じて得た具体的な結実」だと強調した。

 「京畿−平壌米」栽培は昨年4月に京畿道と北の民族和解協議会が技術協約を締結したのを機に、平壌市龍城区域のモデル農場で始められた。同道の農業専門家が昨年5月から苗、農機材などを携えて5回にわたって同農場を訪問し、農作業を進めてきた。今月5日にはここで収穫された1トン分が初めて南に搬入された。

[朝鮮新報 2006.1.28]