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〈論調〉 革命精神麻痺させる思想、文化浸透

 帝国主義者のブルジョア思想的、文化的浸透策動と心理謀略戦は、人々の自主意識と革命精神を麻痺させ、資本主義に対する幻想を抱かせて社会主義国と進歩的な国を圧殺し、世界支配の実現に有利な条件を整えるところにその犯罪目的がある。帝国主義者のブルジョア思想的、文化的浸透策動と心理謀略戦は侵略と干渉の手段である。

 帝国主義者は、一部の国での社会主義の挫折が数十年間にわたる思想的、文化的攻勢と心理謀略戦の「結果」と見なし、他国、他民族に対する侵略と干渉策動を強め、自らが主導する世界支配秩序を確立するうえでブルジョア思想的、文化的浸透策動と心理謀略戦にさらに執着している。

 米帝国主義はわいせつ、奢侈、放蕩、人間憎悪などの内容を盛り込んだ図書、ビデオなど各種の不純宣伝物を社会主義国と進歩的な国に大々的に送り込んでおり、反政府宣伝物を不純分子に拡散させ、流言飛語を流して混乱と分裂を助長し、激化させようと悪らつに策動している。

 こんにち、帝国主義者のこうかつで執ような思想的、文化的浸透策動と心理謀略戦を粉砕する活動は、帝国主義との思想の対決、砲声なき戦争である。

 帝国主義者の思想的、文化的浸透と心理謀略策動の手法を熟知し、それに対処していくことが重要である。

 帝国主義者は、各種の出版物とビデオ、放送を通じた宣伝、流言飛語をつくり上げて流布させる方法、金と賄賂で人々を買収、誘惑する方法などを通じて人民のなかで不平分子、動揺分子、堕落分子、変節者が生まれるようにして社会を不安定にする策動も繰り広げている。

 帝国主義者が思想的、文化的浸透と心理謀略戦のテコとして利用するすべてのルートを遮断することが重要である。(労働新聞1月20日付論説)

[朝鮮新報 2006.2.3]