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朝鮮法律家委員会 横須賀への空母配備で談話

 朝鮮法律家委員会のスポークスマンは1月30日、最近米国が日本の横須賀米海軍基地に配備した通常型空母キティホークに代わり、最新鋭原子力空母ジョージ・ワシントンを固定配備することで談話を発表し、次のように指摘した。

 朝鮮法律家委員会は、米国のこうした行為が朝鮮半島の非核化と東北アジアの平和と安全に対する重大な脅威になると認め、これを撤回するよう断固と求める。

 朝鮮半島の非核化が実現されるためには、朝鮮半島内ではもちろん、その周辺に非核化の実現を阻む障害が生じてはならない。

 現在、米国は口先では核問題を解決し、朝鮮半島を非核化することに関心があり、また、そのために努力しているかのように世論を惑わしているが、実際は全く異なる目的を追求している。

 とくに注目せざるを得ないのは、米国が原子力空母を他でもないわが朝鮮と敵対関係にあり、地理的にも極めて近い日本の水域に配備しようとしていることである。

 われわれに対する敵対勢力の策動が極度に達している現実は、われわれをして自衛のために核抑止力をさらに強化せざるを得なくしている。

 米国と日本は、露骨な核武力増強によって朝鮮半島と東北アジアの軍事、政治情勢を激化させ、朝鮮半島の非核化実現に新たな難関をもたらした責任から逃れられないことをしっかり認識し、そうした無分別な行為を直ちに撤回すべきだ。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2006.2.4]