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〈論調〉 ハンナラ党代表は静かに去るべき

 南朝鮮の野党・ハンナラ党の朴槿恵代表が記者会見で「ドル偽造問題」や「人権問題」を取り上げて同族であるわれわれに言いがかりをつけたあげく、「政府が韓、米、日共助を強化」して「北が判断を誤らないようにすべきだ」との妄言まで吐いた。

 こんにち、全同胞は6.15「わが民族同士」の時代に生きている。

 わが民族の誰も外部勢力に寄生することを願っておらず、自主と民族共助は大勢の確固たる流れとなっている。

 しかし、野党代表なる者が旧態依然として外部勢力との「共助」と「同盟」をうんぬんし外部勢力への「片思い」を打ち明けているのだから、彼女の境遇は哀れと言わざるをえない。

 とくに、ハンナラ党代表なる者が今回、誰かの「人権」についてたわいないことを言ったのを見ても、彼女は元来、他人のありもしない「人権」について言いがかりをつける前に、南朝鮮を人権不毛の地につくった罪悪によって腹心に暗殺された父親を持つ自分の家族の境遇から考えてみるべきだった。

 ハンナラ党代表は、もはや南朝鮮の民心が古い対決時代の骨董品であるハンナラ党をまともに見ておらず、その代表という存在はなおさら好ましく思っていないということを認識し、これ以上手遅れになる前に自ら静かに去る方が良かろう。(祖国統一民主主義戦線スポークスマン談話、1月28日)

[朝鮮新報 2006.2.6]