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祖平統代弁人 南のPSI訓練参加を非難

 祖国平和統一委員会(祖平統)スポークスマンは9日、最近、南朝鮮当局が米国主導の「拡散防止構想」(PSI)訓練への参加を公布したことで談話を発表し、次のように指摘した。

 南朝鮮当局は今後、朝鮮・米国合同軍事演習の際も「大量破壊兵器遮断」訓練を行い、差し当たって4月に行われるPSI参加国の正式訓練に「政府参観団」を派遣することにした。

 米国が推し進めているPSI訓練に南朝鮮が参加することにしたのは、朝鮮に対する露骨な挑発だ。

 米国主導のPSI訓練参加決定は、南朝鮮当局が米占領軍の「戦略的柔軟性」を認めると同時に、米国の対朝鮮敵視政策と世界制覇戦略に次第に深く巻き込まれていることを示している。

 米国が「大量破壊兵器拡散防止」を他国に対する侵略の名分に使っているというのは、周知の事実だ。

 米国はそれを口実にして他国の主権を侵害し、船舶や航空機まで捜索して侵略行為を働いている。

 大量破壊兵器の保有と拡散について言えば、その元凶は米国であり、核脅威をもたらす主犯も米国だ。

 南朝鮮当局が米国の対朝鮮圧殺策動に追従して平和愛好的な同族を害しようと刀を抜いたのは、良好に発展している北南関係を遮断し、朝鮮半島に核戦争の惨禍をもたらす危険きわまりない行為である。

 南朝鮮当局は事態の真相を直視し、PSI訓練参加決定を直ちに撤回すべきであろう。そうしない場合に発生するすべての結果に対し、南朝鮮当局は全責任を負うことになるであろう。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2006.2.18]