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今月から中学校に新試験方式導入

 【平壌2月22日発朝鮮中央通信】全国の中学校に3月から知能啓発を重視する新試験方式が導入される。

 特徴は試験問題の形式と試験の類型が新しく多様である点だ。

 論文式に出題し、文章で回答を記すようにした従来の方式とは異なり、示された多くの結果から正しい答えを選んだり、問題のなかの空白部分に正しい文字や記号を書き込むなど、暗記させる方式ではなく、生徒が学んだ知識を総合的に活用して自分の知能を最大限発揮できるようになった。

 試験の類型も多様になっただけでなく、外国語科目は口答、自然科学科目は実験、観察、そしてコンピュータや国語科目は実技を基本にして実践により近づけることにした

 新しい試験方式にはさまざまな長所がある。まず、短時間内に答えを書くことができるので多くの試験問題を出すことができる。そうすれば、当該期間に学んだ内容が全面的かつ立体的に包括され、実力判定において偶然的な要素をなくし、公正かつ正確な評価ができるようになる。

 また、簡単明瞭なので誰が採点しても結果が同じで、採点時間も短くなる。さらに、生徒たちの知能啓発と実践能力を育むうえで優れている。

 教育部門の活動家と科学者、教師によって数年間にわたって完成されたこの方式は、すでに各級第1中学校に導入され、その優位性が実証されている。

[朝鮮新報 2006.3.4]