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ユージンベル財団、朝鮮の医療機関に10億ウォン分の支援物品支援

 ユージンベル財団(スティーブン・リントン代表)は16日、「19日に10億ウォン相当の対北支援物品を仁川港から南浦港に送る」ことを発表した。

 物品は45カ所の医療機関に分配される医薬品および医療装備、農業物資など。

 朝鮮での結核退治に尽力してきた同財団は、全般的な医療改善を目指して朝鮮の医療機関と姉妹提携を結び、年に2回ずつ各機関に必要な物品を送っている。

 19日に仁川港で船積みされ南浦港に入り、北の税関を通過したあとはいったん平壌にあるユージンベル倉庫に保管される。

 その後、同財団と朝鮮側との間で協議して決められた分配案に従って各医療機関に届けられる。

 モニタリング作業のために4月末頃、同財団代表団が当該医療機関を直接訪問する予定。

 訪問を通じて財団側は、「支援物品使用に関する報告と記録の伝達を受け、これを下半期の支援計画に生かすつもりだ」としている。

 財団代表のスティーブン・リントン博士は、「6カ月ごとの持続的なパッケージ支援を通じて、各医療機関が治療機関としての機能を回復させ、計画的な患者治療をできるようになった」と意義を付与した。

[朝鮮新報 2006.3.19]