top_rogo.gif (16396 bytes)

汎青学連が共同決議文 一致団結して反米、反戦を

 米国が南朝鮮でチームスピリット、フォールイーグル合同軍事演習を開始してから30年になることと関連し、祖国統一汎民族青年学生連合(汎青学連)の北側本部と南側本部、海外本部は19日、共同決議文を採択した。

 共同決議文は、米国は自主統一の大勢に逆らい、この地にまたしても核戦争の火雲を引き寄せようと画策しているとし、1976年のチームスピリット合同軍事演習を皮切りに、現在は名前だけが違う連合戦時増援演習とフォールイーグル合同軍事演習を30年間も行っていると指摘した。また、米国は、没落の危機にひんした軍事覇権的地位を回復するため、新たな戦争挑発策動にいっそう狂奔していると主張した。

 決議文は、この地で戦争が起これば、北と南の区別なく民族のすべての構成員が共に滅びるとして、全民族が一致団結して反米、反戦闘争に総決起することを強く求めていると強調した。

 また、民族重視の気概が脈打つこんにち、これ以上米国の戦争策動を許すことはできないと指摘。「わが民族同士で平和を守ろう!」というスローガンを高く掲げて先頭に立ってたたかわなければならないと述べた。  

 また、青年学生は民族の尊厳と生命を守るための反米、反戦闘争に総決起して祖国守護の使命を果たそうと呼びかけた。

 共同決議文は、青年学生が自主統一、反戦平和、民族大団結の3大愛国運動を先頭に立って実践に移し、この地に自主統一の熱風が巻き起こるようにすべきであると強調した。

 また、青年学生は、いまだに戦争と隷属の夢を放棄しない米国の支配と干渉に終止符を打ち、独裁と分裂の時代に逆戻りさせようとする親米追従勢力を果敢に一掃すべきであるとして、次のように主張した。

 何よりも、6.15共同宣言発表6周年を民族共同の記念日として迎え、統一大祭典を盛大に催すためスケールが大きく大胆な大衆的統一運動を展開しなければならない。

 反米、反戦平和の闘争の炎をいっそう激しく燃え上がらせ、米国の駐韓米軍永久駐屯陰謀と極右守旧勢力の外部勢力軍事共助策動を阻止し、この地から米軍を追い出す闘争を果敢に繰り広げなければならない。

 青年学生は、平沢米軍基地拡張反対闘争、新「韓米軍事同盟」粉砕闘争、「韓米自由貿易協定」撤回闘争の先頭に立つべきであり、これを米軍撤退闘争に拡大、発展させなければならない。

 「6.15民族共同委員会」を中心に民族大団結を実現し、来る5.31地方選挙で親米保守勢力の再執権策動を破たんさせなければならない。

 進歩的青年学生の団結を強化して反保守勢力との共同闘争を力強く展開し、共同の選挙闘争機構を結成して地方選挙における勝利によって統一と進歩の新しい政治を実現しなければならない。

 青年学生は、団結と連帯を広範囲で実現し、反保守大連合の形成によってハンナラ党をはじめ極右守旧勢力の保守大連合を粉砕しなければならない。

 4.19人民蜂起を契機にして、反保守闘争と地方選挙で勝利するための決意を固めなければならない。

 青年学生が今年を3大愛国運動の年として輝かすための闘争で時代の愛国者、先導者としてたたかうことを固く決意しよう。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2006.3.23]