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ユニークな越流ダム工法を完成

 平壌17日発朝鮮中央通信によると、最近、朝鮮の国家科学院水利工学研究所の科学者が水力発電所や貯水池の安全を保つユニークな越流ダム工法を完成させた。

 新しい越流ダムは、水門がなくジグザグになっている。この工法はいろいろな長所がある。まず、水門がないので水門構造物の建設と管理の費用が必要なく、水門の故障によるいっさいの貯水池事故が起きない。また、越流ダムがジグザグになっているので、同じ長さの直線越流ダムに比べ排水量を増やすことができ、大水が押し寄せても基本ダムをしっかり保護することができる。

 ジグザグ越流ダムは、発電所や貯水池の基本ダムを砂石ダムにしても、その安全性が水利学的に確固と保証されることがすでに実証された。従来よりもコストが3分の1以上低く、工期もはるかに短縮できるこの工法は専門家の間で大きな関心を集めている。

[朝鮮新報 2006.3.23]