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〈論調〉 反米、反戦闘争は民族の尊厳守る闘い

 反米、反戦闘争は民族の尊厳と自主権を守り、この地の平和を守る闘争であり、まさにその道に国の自主統一と民族共同の繁栄もある。

 米国は、朝鮮民族の平和を脅かし、朝鮮半島に恒常的に戦争の火雲をもたらす張本人である。米国こそ、反戦平和守護闘争の第一の対象である。

 南朝鮮の軍部好戦勢力をはじめ極右保守勢力も戦争の温床であり、平和守護の暗礁である。彼らは「わが民族同士」の理念、民族共助が民族史の流れを支配している6.15統一時代であるこんにちまで、同族との対決意識を払拭せず、侵略的な外部勢力と共謀、結託して祖国の領土に戦争の危険をもたらしている。

 朝鮮半島で戦争を防止し、国の平和を守るためには南朝鮮の極右保守勢力、反統一、好戦分子の同族対決策動と醜い親米屈従行為をいささかも許してはならない。

 新たな戦争挑発策動を粉砕する最も現実的な方途は、侵略戦争勢力に比べて反戦平和愛好勢力の決定的優位を保つところにあり、そのためには全同胞の力を総動員しなければならない。(労働新聞17日付論説)

[朝鮮新報 2006.3.24]