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平壌ナツメ広く分布

 【平壌3日発朝鮮中央通信=朝鮮通信】「平壌ナツメ」の木がここ数年間に、朝鮮の多くの地域に根を下ろしている。

 この木は、中央植物園の研究者たちが数年前、国の山地で多く育っている野生ナツメの一種を親株にして育種に成功したものである。

 「平壌ナツメ」は、昔から広く知られている「徳洞ナツメ」「鳳山ナツメ」よりも1粒の重さが平均5グラム@以上重く、より甘い優良品種のナツメである。

 ほかのナツメと違って枝が多く、木の傘が大きい。植えてから3〜4年目に初の実がなる。

 とげがなくて扱いやすいので庭園の果樹としても適している。

 研究者たちは、このナツメを多量繁殖させる方法も研究、完成した。

 彼らは、ナツメの苗木の活着率を95%以上高め、少ない投資で必要な苗木を栽培できるようにした。

[朝鮮新報 2006.3.24]