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反核平和委 南の原潜開発を非難

 朝鮮反核平和委員会は1日、南朝鮮で原子力潜水艦開発の全容が露になり、内外で大きな物議をかもしていることと関連して声明を発表し、米国と共に北侵戦争準備を完成し、ひいては核武装化の道を開くところに開発の目的があると非難した。

 声明は、好戦勢力が数十年前から南を、同族を狙った米国の核兵器庫にしただけでは満足せず、今や独自の核武装化の道へと踏み切ったのは危険極まりない事態であり、絶対に許せない反民族的犯罪行為であると糾弾し、次のように強調した。

 南朝鮮当局の核武装化策動は、朝鮮半島の平和と民族の運命、東北アジア地域の安全を脅かす重大な事態である。

 とくに問題なのは、米国が朝鮮の核問題に対しては執ように言いがかりをつけながらも、南朝鮮の核武装化は積極的にひ護していることである。

 われわれは、今回の南朝鮮の原子力潜水艦開発問題を通じて、米国の表裏ある本性と、自らの侵略的利益と価値観によって判断する二重態度を再度はっきり見た。

 米国が南朝鮮当局をあおって反朝鮮核共助までしている以上、われわれは民族の尊厳と自主権、安全を守るため、核抑止力を持つ必要性をより切実に感じており、自衛的核活動をいっそう強化せざるをえない。

 米国と南朝鮮当局は無分別で、危険極まりない核共助策動がもたらす重大な結果に全責任を負うべきである。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2006.4.6]