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平壌でメーデー祝う集い 2年ぶり 南の代表団も参加 「労働者としての連帯感」

 【平壌発=李相英記者】メーデーの日の1日、平壌市勤労者連帯の集いが大城山遊園地で行われた。民主労総、韓国労総に所属する労働者で構成された南朝鮮の労働運動代表団が招待された。平壌に滞在している海外同胞、外国人も参加した。メーデーを北南で共に祝うのは200四年以来2度目。

 連帯の集いであいさつした北と南の労働団体代表は、北南の労働者が一堂に会し5.1節記念行事を行えるのも6.15北南共同宣言のおかげだと一様に指摘した。また、外国勢力の統一妨害策動と干渉を退け民族の団結を成し遂げることこそが全同胞に課された中心課題だと強調し、6.15共同宣言で示された「わが民族同士」の旗じるしを掲げて前進しようと訴えた。

この日、平壌各所で多彩なイベントが行われた(写真は万景台遊園地のスポーツ娯楽競技)

 国立民族芸術団の公演に続いて行われたスポーツ娯楽競技では、北と南の労働者が大城山、大同江の2チームに分かれて多彩な競技を楽しんだ。

 平壌大城宝石加工工場労働者のヤン・ユンゴルさんは、「南の労働者とともにメーデーを祝えるなんて、こんな喜ばしいことはない。6.15共同宣言を履行し統一を促進するために労働者が先頭に立たなければと思う」と感想を述べた。

 大城被服工場で働くチョン・ギョンフィさんも、「04年に比べてお互いが確実に親しくなった感がある。南の人たちとこうやって楽しく過ごせたことで、統一がすぐにでも実現しそうな気がする」とほほ笑んだ。

 南から来た40代の男性労働者は、「南では労働運動を取り巻く状況が厳しいが、ここに来て力をもらった。南に戻っても労働者の真の権利獲得と平和、統一のために力を尽くしていきたい」と述べた。移動通信会社に勤めるという女性参加者も、「北の労働者と会ってみると同胞だということはもちろん、同じ労働者としての連帯感を持つことができて本当にうれしい。労働者は一つだ」と語っていた。

 116年目を迎えたメーデー。南の労働運動代表団が参加したことで、この日の連帯の集いは北南労働者の統一への意志を誇示する場となった。

 6.15共同宣言発表後、北と南の各界各層による出会いの場が設けられてきたが、労働者もこれに歩調を合わせて多彩な統一行事と連帯強化の場を作ってきた。2年前にはメーデーも共に祝った。行事参加者の表情には、この間、統一運動を先導してきたという誇りがみなぎっていた。

 前夜の雨で心配された天気も、雲の間から日が差すほどに回復した。会場となった大城山遊園地に集まった北側参加者と平壌市民は、南の代表を熱烈に歓迎した。

[朝鮮新報 2006.5.9]