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〈論調〉 過去史清算は正義の闘い

 現在、南朝鮮で繰り広げられている過去史清算闘争は親米事大と親日売国、ファッショ独裁と不正腐敗、反朝鮮謀略と同族対決で彩られた過去史の真実を解明し、新しい歴史を開拓するための南朝鮮人民による正義の闘いである。

 親米保守勢力の策動は、過去史真相究明にブレーキをかけて破たんさせ、破滅の危機から免れ、多勢となっている進歩改革と連北統一の流れを阻み、政権を強奪してファッショ独裁時代を復活させようとする目的を追求する策動であり、絶対に許されない。

 南朝鮮で親米保守勢力が権力の座につけば、維新独裁時代のような暗黒時代が再現されるのはいうまでもなく、同族対決の過去が繰り返され、朝鮮半島で再び戦争が起こるのを防ぐことができないことを示している。

 自分らの罪悪の過去を歴史の闇に葬ろうと躍起になる南朝鮮親米保守勢力の策動は、彼ら自身の破滅をさらに促進させるだけである。

 南朝鮮の各階層の人民は、過去史清算を阻み、政権奪取陰謀を企んでいるハンナラ党をはじめ極右保守勢力の策動を断固阻止し、破たんさせるべきであり、犯罪の過去を厳格に決算する闘いを決着がつくまで力強く繰り広げるべきである。(労働新聞5月24日付論評)

[朝鮮新報 2006.6.2]