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障害者のためのリハビリセンター 平壌に開設 国際赤十字の協力で

 【平壌発=李相英記者】朝鮮赤十字社と赤十字国際委員会の協力で、4月24日、障害者と四肢切断者のための総合健康回復センターが平壌市楽浪区域にオープンした。

 センターは、▼矯正器具装置用手術を担当する四肢整形外科▼矯正器具の生産および物理回復治療施設▼卓球、バレーボールなど機能回復のための文化娯楽施設で構成されている。04年10月、朝鮮赤十字社と赤十字国際委員会との間でセンター建設に関する合意がなされ、昨年5月から建設が始まった。

 センターでは症状に対する評価から、外科手術、下腿および大腿義足、義手など矯正器具の生産、患部への装置、訓練まで一連の医療奉仕を系統立てて受けることができる。こうした総合施設が朝鮮に建設されたのは初めて。オープンから5月末現在まで、47人の患者の機能回復を実現させた。

 センターには現在、赤十字国際委員会から専門家が派遣され、物理回復治療医師と矯正器具技術者の養成事業が行われている。

 朝鮮赤十字社関係者は、最近の赤十字国際委員会との協力で、この分野の先端技術が数多く導入され、医療水準は明らかに向上したと話しながら、今後赤十字国際委員会との協力分野を広げていきたいと語った。

[朝鮮新報 2006.6.5]