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米軍の女子中学生殺害から4年 ソウルで追悼式 「問題未解決は恥辱的」

 4年前の2002年6月に京畿道楊州で駐韓米軍の装甲車にひき殺された女子中学生のシン・ヒョスン、シム・ミソンさんの追悼集会が10日、ソウルで行われた。

 この日の集会には市民団体、市民ら約300人が参加した。参加者は雨の降るなか傘をさし、火の灯ったろうそくを持って2人の冥福を祈った。

 集会に参加した民主労働党の金恩珍最高委員は、「彼女たちのことを思うといまだ問題が解決されずに追悼儀式だけが行われることは恥辱に堪えない」としながら、「平沢(米軍基地移転)問題でもわかるように、われわれが堂々とたたかわなければ何の意味もない」と述べた。

 野花ヒャンリン教会の金キョンホ牧師は、「4年前、国民が彼女たちの死を悼むなか、米国に言うべきことは言うとして大統領に就任した盧武鉉政権だが、今では平沢の住民たちに顔を上げられないでいる」と非難した。

 また、2人が生きていたら同じ年頃になる高校生、キム・ファジョンさんは2人に送る追悼文を通じて、過去外国を相手に勇敢にたたかい国を守った歴史的人物を例に挙げながら、「政府に彼らのような自主精神があれば」と悔しさをにじませた。参加者たちは事件から4年が経った今も米軍問題がいまだ解決されていないことへの悲痛を顔に表した。

 統一連帯の韓相烈常任代表議長がアピールを朗読。「盧武鉉政権は米国と関連する問題を進めるうえで、徹底して国民をないがしろにしている」として、「生命と平和と人権を擁護するすべての勢力がこの地の自主と平和を実現するための平沢米軍基地の移転反対運動に立ち上がろう」と呼びかけた。

 この日、参加者たちは大型の星条旗を引きちぎり、鉄条網を切るパフォーマンスを繰り広げた。

[朝鮮新報 2006.6.13]