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6.15祝典前に光州でW杯応援 「統一への一心で勝利願おう」

 「統一への一心で勝利を願おう」。ドイツで行われているワールドカップサッカー大会、南朝鮮×トーゴ戦が行われた13日、6.15民族統一大祝典が開かれる光州はワールドカップの熱気と統一熱気が混じりあった。

 朝鮮大学校露天劇場では東区域統一祝典、朝鮮大学校歓迎大会が行われたが、自然にワールドカップ応援へと変化した。午後10時から行われる南朝鮮×トーゴ戦を待ちに待った学生、市民は、「赤い悪魔」を象徴する赤のベルトをつけ、白地に青い朝鮮地図が描かれた統一旗を振りかざしながら「東区域民統一の場」を楽しんだ。

 準備に携わった6.15共同委員会東区域支部執行委のパク・ホンス委員長は、「ワールドカップの応援をしにきた人に光州6.15行事の趣旨を伝え、統一熱気へとつなげるのが重要」だとして、「統一への一心でワールドカップ4強進出を願うために企画した」と語った。

 また、「光州では市民が多数集まる行事の多くが朝鮮大で行われてきた。みんな公の場所で北の同胞と会えるのを期待しているので、祝典もうまくいくと思う」と期待感をにじませた。

 この日、東区域だけでなく西、北区域でも地域統一祝典とワールドカップ応援戦が行われた。

[朝鮮新報 2006.6.15]