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〈論調〉 朝鮮各紙、「ウルチ」演習を非難

 1日付の平壌各紙は、「リムパック2006」合同軍事演習の実施に続き、「ウルチ・フォーカスレンズ」合同軍事演習が行われるのは、朝鮮半島で侵略戦争の火をつけようとする米国の企図がいっそう重大な段階に入っていることを示唆していると指摘した。

 労働新聞は論評で、朝鮮を先制攻撃して全朝鮮を支配しようとするのは米国の変わらぬ対朝鮮戦略であるとし、次のように強調した。

 米好戦勢力が「先制攻撃」をうんぬんして南朝鮮とその周辺に機動打撃手段を大々的に集結させるのと時を同じくして南朝鮮で「ウルチ・フォーカスレンズ」合同軍事演習を繰り広げようとするのは彼らの新たな戦争挑発企図が日増しに露骨になり、重大になっていることを示している。

 「ウルチ・フォーカスレンズ」合同軍事演習は、米国が第2の朝鮮戦争挑発を狙った侵略武力の戦闘指揮および作戦システムを完備し、戦争の目的を容易に達成しようとするところに目的のある危険極まりない戦争演習である。

 民主朝鮮紙は論評で、「ウルチ・フォーカスレンズ」合同軍事演習は北侵戦争挑発を狙った戦争演習であり、朝鮮に対する事実上の宣戦布告であると強調した。

[朝鮮新報 2006.8.7]