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「白善行記念碑」を発掘

 1日発朝鮮中央通信によると、最近、平壌市万景台区域で「白善行記念碑」が発掘された。

 7月10日付、本紙「女性」欄連載「朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち」で紹介された白善行(1848〜1933)は、富豪であったがぜいたくな生活を好まず、朝飯夕粥の質素な生活をしながら蓄えた多額の金を、民族の啓蒙と発展のために惜しむことなくささげた愛国的な女性である。

 社会科学院民族古典研究所では発掘された碑を調査、研究した。この碑は、金日成主席の外祖父である康敦U先生(1871.2〜1943.11)と多くの人が、彰徳学校をはじめ学校に少なからぬ土地と資金を寄贈して民族教育の発展に大きく寄与した白善行の愛国的行為を伝えるため1927年7月16日に建てたものである。

 碑は台石と本体、笠石からなっていたが、現在発掘されたものは本体だけである。本体の高さは170センチ、幅は43センチ、厚さは31センチ。正面には大きな文字で「白善行記念碑」と記されており、裏面には彼女の愛国的行為を称える文が、左右の側面には140余人の関係者の名前が彫られている。

 民族の歴史と人民の愛国的行為を重んじる金正日総書記は最近、発掘された「白善行記念碑」を復元して碑の説明文と共に練光亭の前にある「白善行記念館」の構内に建てて多くの人が参観するよう措置を取った。

[朝鮮新報 2006.8.21]