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北南主要日誌

 1月26日 朝鮮政府、政党、団体合同会議が平壌で開かれ、全同胞に自主統一、反戦平和、民族大団結の「3大愛国運動」の展開をアピール。6.15大祭典の開催も提議。

 2月20−24日 ウリ党、民主党、民主労働党の青年委員長らが加わった「6.15共同宣言実践平壌訪問団」が訪北。連環の集いが開かれ、今年初めての北南共同イベントに。

 2月21−23日 第7回北南赤十字会談が金剛山で行われ、6.15に際して金剛山特別面会を、6.15と8.15に際して画像面会を通常より規模を拡大して行うことなどで合意。

 2月24−25日 6.15共同宣言実践民族共同委員会実務会議が開城で行われ、今年の統一運動を活発に繰り広げていくことを合意。

 2月27−28日 第4回離散家族、親せきの画像面会事業が行われ、北南それぞれ40家族ずつの計570余人がテレビを通じた再会果たす。

 3月1日 開城で「北関大捷碑(ほっかんたいしょうひ)」引き渡し式。日本の軍人が略奪した碑が、101年ぶりに南朝鮮を経由して元の所在地、金策市に復元(23日)された。

 3月2−3日 第3回北南将官級軍事会談が板門店で1年9カ月ぶりに再開。海上の軍事境界線といえる「北方限界線」問題をめぐって対立。双方は、「次回会談で引き続き討議」。

 3月11日 北側は、南側が米国との合同軍事演習を行うと公式発表したことと関連し、3月末平壌で開催予定だった第18回北南閣僚級会談を延期すると南側に通知。

 3月20−25日 第13回離散家族、親せき面会が金剛山で行われ、199家族、約700人が再会果たす。

 4月1日 初めて北南の宗教、民族団体が参加する6.15共同宣言実践わが同胞団結大会が金剛山で開催。

 4月21−24日 今年初の第18回北南閣僚級会談平壌で開催。北南間の政治、軍事、経済関係で提起される根本的な問題を実現するための実践的措置をはじめ各問題を協議。

 4月27日 6.15民族共同委員会の北南委員長が光州での6.15民族統一大祝典開催、祖国解放61周年統一行事の北側地域開催で合意。

 4月27日 南朝鮮・鉱業振興公社代表団参加のもと、現地で鼎村天然黒鉛鉱山(黄海南道延安郡鼎村里)落成式。鉱業分野での北南協力は初めて。

 5月1日 平壌市勤労者連帯の集いに民主労総、韓国労総の代表らが参加。北南がともにメーデーを祝うのは2004年以来2度目。

 5月11−12日 開城の北南経済協力協議事務所で実務接触が行われ、「25日に東・西海線で列車試験運行を実施」を含む第12回北南鉄道、道路連結実務接触合意書採択。

 5月16−18日 板門店で第4回北南将官級軍事会談が行われ、西海上の軍事境界線確定問題を討議したが合意できず。北側は「南側が問題の討議準備を整えれば会談再開」。

 5月16−17日 金大中前大統領の平壌訪問問題を協議する北南代表の実務接触が金剛山で開かれ、6月中の平壌訪問に関する相互の立場を示して意見交換。

 5月24日 北側は、双方軍事当局の軍事的保障措置が取られていないなどとして、25日に予定されていた北南列車試験運行延期通知。

 6月3−6日 北南経済協力推進委員会第12回会議が済州道で行われ、経済協力をいっそう拡大、発展させていくための問題を協議し9項目の合意文採択。

 6月8日 朝鮮人民軍海軍司令部スポークスマンが談話を発表し、領海を侵犯する全ての艦艇がいかなる警告も受けることなく高価な代償を払うことになると南当局に警告。

 6月11日 朝鮮中央テレビがサッカーのW杯ドイツ大会開会式などを初めて放映。北と南の放送委員会の協力により実現。南が大会期間の全競技の映像を北側に衛星で中継。

 6月14−16日 6.15共同宣言発表6周年記念民族統一大祝典が光州で行われ、北、南、海外の民間代表団と北南当局代表団が参加。

 6月19−30日 6.15共同宣言発表6周年に際し北南離散家族特別面会が金剛山で行われ、従来の2倍の計400家族が面会。横田めぐみさんの夫の金英男さんが母、姉と28年ぶりに再会し話題に。

 6月23日 祖国平和統一委員会(祖平統)スポークスマンが米国主導のリムパック2006合同軍事演習非難。南朝鮮当局も米国の共謀者、共犯者だと非難。

 6月29日 2008年の第29回夏季五輪大会(北京)に参加する統一チーム構成のための北南スポーツ会談が開城で行われ、統一チーム構成に関する問題を協議。(以後会談は中断)

 7月11−13日 釜山での第19回北南閣僚級会談が何の結実もなく、予定を一日繰り上げて終了。北は、南が閣僚級会談管轄外の問題ばかりを並べたことを非難する声明を発表。

 7月19日 朝鮮赤十字会の張在彦委員長、南朝鮮赤十字社の韓完相総裁に手紙を送り北南間には人道的問題が事実上存在しなくなったとし、離散家族の再会や画像面会も行えないと通告。

 8月1日 6.15共同宣言実践北側委員会、水害により8.15統一行事を開催できないと、南と海外委員会に通知。

 8月3日 韓国JSTが南の民間団体として初めて北に水害支援物資送る。北の被害が深刻との情報が広がるにつれ、人道的支援の機運が拡散。11日には当局も支援実施を決定。

 8月16日 北南海外の計64団体、南朝鮮、米連合軍による「ウルチ・フォーカスレンズ」演習(8月21日−9月1日)の即刻撤回を求める共同声明発表。

[朝鮮新報 2006.8.25]