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「シャーマン」号撃沈140周年で市民集会

 「米国の朝鮮侵略140年の罪過を断罪、糾弾する平壌市民集会」が2日、米国の侵略船「シャーマン」号撃沈記念碑がある大同江辺で行われた。

 朝鮮社会民主党の金永大委員長、祖国統一民主主義戦線の康蓮鶴議長ら政党、政権機関、社会団体の幹部、平壌市内の勤労者と青年学生が参加した。

 平壌市人民委員会の崔洪一副委員長は演説で、1866年8月、米国が「シャーマン」号を大同江に侵入させて朝鮮に対する侵略の初の砲門を開いたことに触れ、米国の横暴な行為を朝鮮人民は座視せず、船を撃沈し、朝鮮の気概を示したと述べた。さらに、米国が撃沈から当然の教訓をくみ取るかわりに、その後も自らの目的を達成しようと執ように策動したと指摘し、最近「核問題」「ミサイル問題」についてけん伝しながら、朝鮮を先制打撃するための戦争計画を立てて大規模の核戦争演習を行なっていると述べた。演説者は、米国は大勢の流れを直視し、これ以上南朝鮮に対する植民地占領政策と民族分裂、戦争策動を追求してはならず、南朝鮮から侵略軍隊と核兵器を含むすべての戦争手段と共に速やかに撤退すべきであると述べた。

 各階層の代表も演説で、米国が朝鮮を抹殺しようとするなら、われわれは自衛的抑止力を強化し、反米対決戦で再度勝利を達成するであろうと強調した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2006.9.8]