朝鮮労働党創建61周年 朝鮮各地で記念行事 |
朝鮮中央通信によると、朝鮮労働党創建61周年を迎え、朝鮮各地でさまざまな慶祝行事が行われた。 10日、国立交響楽団が出演する慶祝音楽会が平壌の牡丹峰劇場で行われた。党、軍隊、国家の幹部、省・中央機関の幹部、そして平壌に滞在している海外同胞と駐朝各国外交代表、大使館員、国際機構代表、外国のゲストが音楽会を鑑賞した。 舞台には組曲「先軍長征の道」第4楽章「将軍に栄光を」、管弦楽「正日峰の雷鳴」「白頭に響くひづめの音」などの曲目が上がった。 同日、朝鮮労働党創建61周年慶祝青年学生の舞踏会が各地で行われた。 党創建記念塔とチュチェ思想塔、平壌体育館の広場をはじめ平壌の各舞踏会場は、党創建記念日を祝賀するために集まった青年学生らでにぎわった。 また、新義州市、江界市、咸興市、元山市をはじめ各道、市、郡所在地の青年学生も歌や踊りで党創建61周年を慶祝した。 一方、9日から11日まで、平壌市をはじめ慈江道、黄海南道、咸鏡南、北道で国立演劇団、国立民族芸術団、国立喜劇団などによる慶祝公演が行われた。 各紙が社説「軍事的威力に誇り」 労働新聞10日付は、朝鮮労働党創建61周年に際した社説を掲載し、党のまわりに一心団結して先軍朝鮮の尊厳と不敗の威力を高くとどろかそうと呼びかけた。 社説は、朝鮮での革命的党建設闘争は「トゥ・ドゥ」(打倒帝国主義同盟、1926年10月17日結成)から始まり、朝鮮労働党の歴史は「トゥ・ドゥ」の理念を具現してきた歴史であるとしながら、「トゥ・ドゥ」が掲げた反帝、自主、社会主義の理念はこんにちも朝鮮労働党の変わらぬ闘争原則、戦略的課題だと指摘した。また、金正日総書記が主席のチュチェ思想と先軍革命指導業績に基づいて独創的な先軍政治方式を創造したのは、党と革命発展において画期的な転換の契機を開いた特筆すべき出来事であったとし、強力な軍事力と一心団結に依拠しているので、朝鮮労働党は永遠にいかなる風波のなかでもびくともしない金城鉄壁の党、不可能を知らない戦闘的党として威容をとどろかすであろうと強調した。 一方、民主朝鮮10日付も社説を掲載し、次のように指摘した。 銃の上に国と民族の自主権があり、繁栄があり、輝かしい未来がある。帝国主義の軍事的強権と横暴が続くかぎり、強力な軍事力は大国のシンボルとなる。 1世紀前、力が弱かったがゆえに亡国奴の運命を強いられなければならなかったわが人民はこんにち、朝鮮の軍事的威力からかぎりない誇りと自負を覚えている。 米国の無分別な横暴と強権行為もわれわれを驚かすことができない。 [朝鮮新報 2006.10.16] |