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北南言論人討論会開催合意 11月中旬 金剛山で

 南のインターネット新聞「統一ニュース」によると、分断以来初めてとなる「北南言論人統一討論会」が11月中旬、金剛山で開催される。

 「6.15共同宣言実践北側委員会」の言論分科会議と同委員会の南側委員会言論本部は、13日から15日まで金剛山で行われた実務会談で、「北南双方は6.15共同宣言を固守し民族の和解と団結の促進、平和と統一の実現に実質的に寄与する方向で、11月14日から15日まで『6.15共同宣言の実践と北南言論人の役割』のテーマで、北南言論人統一討論会を金剛山で開催する」ことに合意した。

 関係者によると、北側から60人、南側から150人が参加し、最大210人ほどの規模で行われるという。

 北南双方は8月、中国の瀋陽で開かれた第1回実務接触で、北南言論人による討論会の開催に合意した。

 今回の実務接触で発表された合意文には、「双方はこれから6.15共同宣言の基本精神に沿って北南言論人同士の接触と協力を積極的に推進することにした」と明記された。

 南側言論本部の鄭日鎔常任代表は、「(核問題を取り巻き)雰囲気がよくないからこそ、南と北は双方の接触、とくに言論人同士の接触がより必要だということで意見の一致をみた」と話した。

 一方「統一ニュースは」、「北の核実験を機に朝鮮半島情勢は緊張しているが、南北の言論人が今回の合意に従い6.15共同宣言実践のために力を合わせるなら、(討論会が)南北間の交流と協力の象徴になるとの期待を集めている」と伝えた。

[朝鮮新報 2006.10.23]