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「制裁に加担すれば対応措置」 祖平統代弁人 南の対米追従に警告

 南朝鮮当局が朝鮮の核実験に対する米国の制裁圧力騒動に加担する動きを見せていることに関連して、祖国平和統一委員会のスポークスマンは25日、南の対米追従を非難する全文次のような談話を発表した。

 最近米国がわれわれの自衛目的の核実験に対して不当に言いがかりをつけながら、反朝鮮制裁封鎖を実現しようと悪らつに策動しているときに、南朝鮮当局はそれに追従し、われわれに対する圧殺行為に加担しようとする危険な動きを見せている。

 南朝鮮当局は、米国の強要によってすでに北南間の人道主義的事業を中断したのに続き、わが民族同士で行ってきたさまざまな分野の協力事業に規制をかけようとしているばかりか、われわれに対する封鎖を目的とする米国主導の軍事作戦にまで参加しようと企図している。

 日ごとに増大する米国の核による恐喝と制裁圧力騒動により、朝鮮半島の平和と安定、北南間の協力事業が深刻に脅かされている現在の情勢は、いつにもまして全民族が団結して米国の策動に立ち向かうことを要求している。

 にもかかわらず南朝鮮当局が米国の反朝鮮制裁圧殺策動に加担するのは、民族の尊厳と利益は眼中になく、6.15共同宣言を覆し、北南関係を破局へと追い込もうとする反民族的犯罪行為であり、朝鮮半島情勢を戦争の危機へと追い込む危険な挑発行為である。

 北南間の協力事業はどちらか一方のためのものではなく、民族共同の利益と繁栄をもたらし、民族的和解と団結を推進するための事業である。

 南朝鮮当局が米国の反朝鮮敵対視政策によってもたらされた現在の事態の本質を正しく認識ようとせず、外勢の強要と反統一勢力の圧力に押され同族を圧殺しようとする行為に加担するのは、どのような理由によっても正当化することができず、民族に対して拭い去ることができない罪悪を犯すことになる。

 全民族の期待と念願にそって朝鮮半島の平和と安定を守り、北南関係を進展させようとするわれわれの立場と意志に変わりはない。

 しかし万一、南朝鮮当局が理性を失い、米国の反朝鮮制裁圧殺策動に加担するなら、われわれはそれを6.15共同宣言に対する全面否定、同族に対する対決宣言とみなし、当該の措置を講じていくだろう。

 われわれに対する無謀で無分別な制裁策動により、北南関係に破局的な事態がもたらされる場合、南朝鮮当局はそれに対する全面的な責任を負うことになり、高い代価を支払うことになるだろう。

 われわれは南朝鮮当局の態度を注視するだろう。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2006.10.27]