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民和協 ハンナラ党の対米追従対決騒動を非難

 民族和解協議会(民和協)スポークスマンは2日、南朝鮮の親米保守勢力の対北対決騒動を糾弾する談話を発表し、次のように指摘した。

 最近、南朝鮮でハンナラ党をはじめ親米保守勢力の反朝鮮対決ヒステリーが頂点に達している。

 親米事大と同族対決の血眼になったこの反逆の群れは、われわれの自衛的な核抑止力に言いがかりをつけて「集会」「キャンドルデモ」「署名運動」などという反朝鮮茶番劇を連日演じる一方、「戦争も辞さない」「対北協力全面中断」「対北政策修正」などと唱え続けている。

 一方、われわれの核抑止力保有に支持、共感を表する統一愛国人士と各階層の愛国統一運動団体をはじめ進歩的改革勢力に対しては「荒唐無稽な親北妄動」「北に踊らされる危険勢力」と攻撃し、「北の代弁人」「アカ」に仕立てており、果ては6.15共同宣言の撤廃まで主張している。

 これは、対米追従に目がくらみ、同族も知らず、民族の運命も眼中にない事大売国奴の許し難い反民族的妄動である。

 われわれの戦争抑止力は、米国の核戦争策動と反朝鮮圧殺騒動に対処したものであり、南朝鮮がわれわれの先軍の恩恵に浴することはあっても、害を被ることは何もない。

 世界の至る所で、米国の白昼強盗さながらの侵略戦争策動による戦乱の炎が絶えることなく燃え続け、多くの民族がそのいけにえとなっているこんにちの現実は、われわれの強力な戦争抑止力がなかったなら、米国が朝鮮半島で数百回も侵略戦争の火をつけたであろうということを明白に示している。

 にもかかわらず、ハンナラ党をはじめ親米保守勢力が米国の核戦争策動に対しては目をつぶってそれにへつらう反面、民族を守る同族の戦争抑止力に対しては「脅威」だの、何だのと言いがかりをつけることこそ醜悪な民族反逆行為であり、米国に対する鼻持ちならぬ追従である。

 ハンナラ党をはじめ親米保守勢力が米国に追従して反朝鮮対決騒動に狂奔しているのは、北南関係を対決と戦争の局面へ追い込み、南朝鮮で日ごとに高まる反米親北気運を親米反北へ逆戻りさせて再執権に有利な足場を築くところに目的がある。

 今回の事態を通じて米国の手先としてのハンナラ党の反民族的、好戦的正体は完全にさらけ出された。

 南朝鮮の各階層は、ハンナラ党をはじめ親米逆賊の犯罪的な反朝鮮対決騒動に断固と反対、排撃すべきである。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2006.11.13]