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〈論調〉 平壌訪問遮断した南朝鮮当局

 青年学生統一踏査団と南朝鮮各階層の統一運動団体代表と民間協力団体、宗教団体の平壌訪問に反対している南朝鮮当局の行為は6.15共同宣言の精神と時代の流れに全く反するものであり、北南間の和解と協力を遮断する無分別な妄動である。

 南朝鮮当局が外部勢力の機嫌をうかがいながら北南間の往来を妨げ協力交流まで遮断するのは、同族よりも外部勢力を重視する根深い親米事大意識の表れだ。

 南朝鮮当局の親米事大意識は重大な結果をもたらしている。米国の圧力とそそのかしによって南朝鮮当局は最近、「対北制裁方案」を持ち出して上司の反朝鮮制裁に加わっている。実際に、南朝鮮軍部の「参観団」がバーレーン沖でわが国を狙って米国が行った大量破壊兵器拡散防止構想(PSI)訓練に参加した。これに続いて今回は、青年学生統一踏査団と民間団体の平壌訪問の道を遮断する妄動が演じられた。

 現状況は、南朝鮮当局が外部勢力の強要と圧力に屈して反朝鮮制裁策動に本格的に加担していることを明白に示している。

 米国の反朝鮮制裁騒動に加わるのは許せない反民族的犯罪である。

 国の平和と安定は外部勢力を排撃し、わが民族同士が協力して力を合わせてこそ実現される。米国の反朝鮮制裁騒動に加担して得るものは、全同胞の強力な抗議と糾弾だけである。南朝鮮当局はこれを肝に銘じ、各界の団体、人士らの平壌訪問の道を開くべきである。(9日付労働新聞論評)

[朝鮮新報 2006.11.16]