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祖国戦線 新米保守勢力の政権奪取野望を非難

 祖国統一民主主義戦線(祖国戦線)のスポークスマンは13日、南朝鮮のニューライト全国連合が9日にソウルで創立1周年記念式と代議員総会を開き、次の大統領選挙で必ず「政権を交替」するため「汎国民連合を結成」すべきであると主張したことに関連して談話を発表した。

 スポークスマンは、ハンナラ党の大統領候補者たちも祝辞で政権奪取の野望を露骨にさらけ出したとして、これはまさに親米保守勢力の結託を実現して親米保守政権を樹立しようとする計画的な策動の一環であるとし、次のように強調した。

 彼らが唱えている「汎国民連合」とは、6.15時代の流れを阻み政権を奪取するための政治的結託であり、南朝鮮人民をまたしても独裁の暗黒のなかに追い込もうとする親米保守勢力の不純な反民族、反民主、反統一連合である。

 米国に操られて親米保守勢力の再執権が実現すれば、南朝鮮で自主、民主化は抹殺され、6.15は吹き飛んで全民族が核戦争の惨禍まで被るというのは至極明白である。

 現在、ハンナラ党とニューライト全国連合をはじめとする親米保守勢力が民心を引きつけて政権奪取の野望を実現しようとしているが、親米集団、民主化の主敵、民族反逆集団としての正体は決して隠すことはできず、彼らに与えられるものは恥ずべき破滅しかない。

 南朝鮮の各階層の人民は、反保守大連合で親米保守勢力の結託と政権奪取陰謀を粉砕し、この地で戦争を防いで平和を守り、6.15時代を固守すべきである。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2006.11.20]