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朝鮮平和擁護全国民族委 米のランスミサイル配備20年で談話

 朝鮮平和擁護全国民族委員会のスポークスマンは、米国が南朝鮮に中性子弾運搬用ミサイルのランスを実戦配備すると公表(1986年11月14日)して20年になることで13日、談話を発表した。

 スポークスマンは、南朝鮮が核爆弾と核砲弾、核弾頭、核地雷とリュックサック型の核爆弾、中性子弾まで含め1000余個に達する米国の各種核兵器とその運搬手段が展開された極東最大の核前哨基地になったのは朝鮮半島で核の真犯人が他ならぬ米国であることをはっきり示しているとし、次のように指摘した。

 朝鮮半島に核兵器を最初に搬入したのも米国であり、南朝鮮を核の前哨基地にしたのも米国である。

 米国によって朝鮮半島の非核化は実現されず、わが民族は常時、核戦争の脅威のもとで生活せざるをえなかった。にもかかわらず、米国が歴史的に犯した核犯罪は棚に上げ、われわれの正当防衛のための核抑止力を問題視するのは言語道断である。

 さらに今日、米国はわれわれの核抑止力保有を口実にして核戦争策動にいっそう執着しながら有事の際、戦術核兵器だけでなく戦略核兵器まで南朝鮮に持ち込もうとしている。

 米国は、力で朝鮮人民を屈服させようとする愚かな妄想を捨て、南朝鮮からすべての核戦争装備をとりまとめて速やかに撤退すべきである。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2006.11.20]