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平壌に母子保健病院建設 南市民団体などの支援で

 連合ニュースによると、南の市民団体「(社)南北オリニオッケトンム」(以下オッケトンム)が平壌市江南郡に「母子保健センター」を建設した。センターの竣工式が24日、現地で行われた。

 南が北の農村地域に支援した初の医療施設となる同病院は、平屋建て200坪の大きさで、産母と子どもたちを専門的に診療することになる。

 とくに、幼児の正常的な発育にとって最も重要な、妊娠過程から出産後5歳までの栄養と健康状態を重点的にチェックするという。

 「オッケトンム」はまた、病院の付属施設として豆乳工場も建設した。

 建設には同団体の後援会費と統一部の支援など16億ウォンが投入されたほか、「民族統一中央協議会」や「わが民族助け合い運動」などが協力団体として関与した。

 権根述理事長は病院の竣工に際して、「この病院は南と北の子どもたちが互いに肩を組み、平和な朝鮮半島の明日を願う『希望の産室』になるだろう」と述べた。また、「北側の農村地域に支援した初の病院ということで、意義が大きい」と話した。

 竣工式には、民族和解協議会の崔成益副委員長をはじめとする北側の関係者と、南側の関係者など50余人が参席した。

[朝鮮新報 2006.11.27]