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分断史上初、金剛山で北南言論人たちの討論会

メディアが統一時代を先導

 【高城発=金志永、李泰鎬記者】昨年結成された6.15北南共同宣言実践北側委員会の言論分科委員会と南側委員会の言論本部が共同主催する北南言論人討論会が11月29〜30日、金剛山で行われた。「6.15共同宣言の実践と北南言論人たちの役割」と題して行われた討論会には、北側から50余人、南側から110余人の新聞、放送、出版など言論関係者らが参加した。言論関係者らによる大規模な合同行事は朝鮮半島の分断以来初めて。「6.15」「わが民族同士」の理念のもと、自主的平和統一の早期実現のための「時代の先導者」となることを互いに誓い合った。

「民族の声を世界に」

記念撮影する160人以上の北南言論人討論会参加者たち

 分断以来初の「統一討論会」は、6.15共同宣言を固守し民族的和解と団結、平和と統一の促進に向け、北南言論関係者たちの交流と協力を推し進めるため、8月(瀋陽)と10月(金剛山)の実務協議での合意を経て開催された。「北の核実験以降、途絶えた北南間交流の道を切り開く討論会」としても注目された。

 北側から朝鮮記者同盟、朝鮮中央通信社、民主朝鮮社など、南側から韓国言論財団、連合ニュース、ハンギョレ新聞、MBCなどの代表が参加した。

 北南の代表らは、「われわれが情勢に左右されず、力を合わせて民族の声を世界に発信しなければならない。その意味においても今回の討論会は大きな意義を持ち、一つの出発点になる」と位置づけながら、意見を交換した。

 討論会では、北側委員会のチョン・ドクキ副委員長と南側委員会のチョ・ソンウ共同代表がそれぞれ祝辞を述べ、北南の代表らが演説した。

 北側委員会の言論分科委員会からはチョ・チュンハン副委員長、チョン・ミョンスン委員、ホン・ドンチョル委員が、南側委員会の言論本部からはチョン・イルヨン常任代表、メディア・オヌル(今日)のコ・スンウ論説室長、ハンギョレ新聞のソン・ソクチュン企画委員がそれぞれ発言した。

共同声明採択

分断史上初めて行われた北南言論人討論会

 討論会では、民族の尊厳と利益を守り平和統一を実現させるための言論活動を積極的に推進することを呼びかける共同声明が採択、発表された。

 共同声明は、民族自主、平和統一、民族大団結の宣言である6.15共同宣言はすべての同胞たちが支持する民族共同の統一大綱であると強調。▼北南言論人が6.15共同宣言の実践に向けて先頭を切り、▼民族問題に対する外部勢力の不当な干渉と戦争威嚇に反対、これを排撃し、▼北南間に対決と緊張をもたらし、民族の分裂を招く報道を排除して民族の和解と団結、平和統一に貢献する方向で公正に報道し、▼北側の言論分科委員会と南側の言論本部が6.15共同宣言実践のための共同活動で連帯、協力することを宣言した。

 また、「言論は正義と良心と真実でなければならない」とし、北南の言論人たちが「すべての同胞の声を世界に伝える伝達者」「民族自主と統一を引き寄せる時代の先導者」になることを呼びかけた。

 討論会後、北南の参加者らは三日浦を訪れた。また木蘭館で宴会が開かれ、「祖国統一のために」のかけ声とともに祝杯を挙げながら交流を深めた。

 北の核実験実施とこれに対する国連安保理制裁決議の採択など、朝鮮半島を取り巻く情勢が激変するなかでの討論会だったが、統一を目指す北南の言論人たちの意思疎通と団結を促進し拡大させるうえでの大きなステップとなった。

 北南の言論人たちは今回採択された共同声明を実践し、「統一言論」実現のための討論会を定例化する意向を互いに確認し合っていた。

[朝鮮新報 2006.12.4]