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第1回 ウトロ住民にみなさんの意見を! 現状報告と町づくりへ向けた討論会

まずは住民の意見を尊重

 「第1回 ウトロ住民にみなさんの意見を! 現状報告と町づくりへ向けた討論会」(主催=ウトロ町内会、ウトロを守る会)が2月26日、城南勤労者福祉会館(京都府宇治市)で行われた。討論会はウトロへの思い、町づくりに向けたプランを話しあう場となった。

 町内会の金教一会長は18年にもおよぶ「ウトロ問題」解決のための知恵と力を貸してほしいとあいさつ。守る会の代表あいさつに続き、町内会の厳明夫副会長がこれまでの経過と今後の行動計画について現状報告し、「土地の一括買取りに向けた、みなさんの意見を聞きたい」と討論会の主旨を説明した。

 参加者からは「問題を生みだした日本政府を厳しく追及する必要がある」「南の政府からの支援は日本政府へのプレッシャーとなるだろう」「まずは住民の意見を尊重しよう」など問題解決のためのさまざまな意見が聞かれた。

 討論会後、初訪問者のためにフィールドワークが行われた。

 討論会は4月末までに2回開催される。

[朝鮮新報 2006.3.2]