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フィリピン上院議長一行が訪朝

 最高人民会議の招請によりフィリピンのフランクリン・ドリロン上院議長が22日、平壌に到着した。

 アキリノ・ピメンテル、リチャード・ゴードンの両上院議員、国家文化芸術委員会のアムボス・オカムポ委員長らが共に訪朝した。

 空港で最高人民会議の康能洙副議長らが出迎えた。

 ドリロン議長一行は同日、平壌の万寿台議事堂に崔泰福・最高人民会議議長を表敬訪問した。康能洙副議長、文在普A金仁南の両代議員が同席した。

 同日夕、最高人民会議はドリロン議長のために万寿台議事堂で宴会を催した。

 崔泰福議長は演説で、上院議長の訪朝期間、金正日総書記の指導のもとに強盛大国建設に立ち上がった朝鮮人民の姿を見るであろうと述べ、朝鮮は今後も自主、平和、親善の理念のもと、フィリピンとの関係を各分野において発展させ、アジアと世界のすべての進歩的な国々と共に自主的で平和で繁栄する新世界を建設するために積極的に努力するであろうと強調した。

 ドリロン議長は、フィリピンは朝鮮と外交関係を結んだときから両国議会間の交流を緊密にしてきたと述べた。

 そして、両国議会間の親善関係は双務関係発展を励ますことになるとして、フィリピンと朝鮮との文化協力に関する協定締結がきわめて意義あるものになることに言及した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2006.4.25]