top_rogo.gif (16396 bytes)

対独戦勝利61周年で解放塔に花輪

 ロシアの偉大な祖国戦争(対独戦争)勝利61周年に際し、駐朝ロシア大使館員が9日、平壌の解放塔に花輪を進呈した。

 アンドレイ・カルロフ大使と大使館員、各国外交代表、国際機構代表が参加した。

 大使館名義の花輪が解放塔に進呈されたあと、参加者はソ連軍烈士を追悼して黙とうした。

 また、平壌市寺洞区域にあるソ連軍烈士の墓にも花輪と花束が進呈された。

労働新聞 祝賀記事掲載

 労働新聞9日付は署名入りの記事で、「朝鮮人民は偉大な祖国戦争勝利61周年を迎えるロシア人民に熱烈な祝賀と親善のあいさつを送り、彼らの未来がより明るくなることを心から願っている」と強調した。

 同紙は、ロシアの存在と発展、尊厳と栄誉はファッショ・ドイツの武力侵攻に反対する祖国戦争で成し遂げた輝かしい勝利と切り離しては考えられないとし、次のように指摘した。

 ソ連人民の祖国戦争は重要な教訓を残した。それは、強力な力を持たなければ国の自主権と安全も、平和も守ることができず、戦争で勝利できないということである。

 不正義に対する正義の勝利、戦争に対する平和の勝利を達成するためには、侵略勢力の欺まん的な「平和」節に幻想を抱くのではなく、困苦欠乏に耐えながらも強力な軍事的力を育まなければならない。

 ソ連とファシスト・ドイツの戦争から長い歳月が流れた。しかし、いまだに地球上には帝国主義の旧勢力がそのまま残っており、侵略と戦争の危険はなくなっていない。帝国主義の頭目である米国は、世界支配野望に執着して「対テロ」の口実のもと、主権国家に対する侵略を平然と行っている。

 現情勢は、自主と平和を志向する国々が戦争を防止し、国の自主権と安全を守るため、軍事力を強化することを求めている。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2006.5.13]