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IAEA事務局長 核固執の米非難

 外電によると、国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長が、核拡散の主犯は米国であるとし、米国のような列強が核兵器に固執する限り核拡散防止は難しいと言明した。

 エルバラダイ事務局長は5月25日、米国のジョーンズ・ホプキンス大学国際政治大学院卒業式で行った演説で、核問題と関連して核は核を生むと強調し、一部の国が国家安全のために核兵器の保有が不可避であると固執すれば、他の国も自国の安全のために核の保有を願うはずであるとして米国をはじめとした核大国を非難した。

 また、すべての核兵器を除去するか、さもなければ核保有を認めるべきであるとし、米国のような列強が核兵器保有に固執する限り、朝鮮など他の国の核兵器保有も認めるべきであると述べた。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2006.6.10]