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呉邦国委員長 「中朝親善発展有益」

 中国共産党政治局常務委員会委員の呉邦国・全国人民代表大会常務委員会委員長は、朝鮮との関係を発展させることは中国の党と政府の揺るぎない方針であると述べた。

 呉邦国委員長は12日、北京の人民大会堂で、朝中友好協力相互援助条約締結45周年記念行事に参加するため中国を公式親善訪問(11〜15日)した最高人民会議常任委員会の楊亨燮副委員長を団長とする朝鮮親善代表団と会見した席上、上記のように強調した。

 委員長は、中朝両国が45年前に中朝友好協力相互援助条約を締結したことは中朝関係の歴史で重大な出来事になると指摘し、この45年間、双方は条約の精神と原則に基づいて両国の関係を発展させ、協力を成功裏に行ったと述べた。

 さらに、中朝親善を発展させることは両国人民の利益に合致し、この地域の平和と安定にも有益であると述べ、中国は朝鮮との関係を重視すると強調した。

 そして、胡錦濤総書記と金正日総書記の関心のなかに両国の関係が順調に発展していることをうれしく思うと述べ、両国が条約締結45周年を共同で記念し、朝鮮親善代表団が中国を訪問することが双方間の理解をいっそう深め、親善を増進し、両国の関係発展を促進するものと確信すると強調した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2006.7.20]