〈論調〉 二重基準政策実施の張本人は米国 |
新しい公正な国際秩序を樹立し、国際関係を健全に発展させるためには帝国主義者の二重基準適用行為を許してはならず、反対、排撃すべきである。 甚だしい二重基準政策を実施している張本人は米国である。国際問題と他国の内部問題に対処するうえで米国は互いに異なる基準を用いている。即ち、自分の利害関係と当該国の対米姿勢、政治体制に従って異なる基準を適用している。 人権問題で米国が適用している二重基準を見ても、それがよくわかる。米国が自ら「人権裁判官」の帽子を被って毎年、「人権報告書」を発表して他国の人権状況を中傷し、内政干渉行為に明け暮れているのは周知の事実である。核問題でも二重基準を適用している。「テロ戦」でも二重基準を適用している。 国際問題で帝国主義者が適用している二重基準は、世界を自分らが主導する支配主義世界にするための不法、非法の政治的道具になっている。(労働新聞23日付論説) [朝鮮新報 2006.7.28] |