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第2回「慰安婦」情報ホットライン開設

「女たちの戦争と平和資料館」主催

 戦時性暴力の被害と加害の記録を集めた資料館、アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(WAM)が第2回目となる「慰安婦」情報ホットラインを開設する。受付は7日(9時〜21時)、8日(9時〜12時)。今回は少ない日本国内の慰安所について、とくに情報を寄せてほしいと呼びかけている。国内の慰安所としては、全島に130カ所以上も設置された沖縄や松代大本営の建設現場、特攻基地などが知られてきた。しかし炭坑や軍需産業などの民間企業の事業所も、各地に「朝鮮料理屋」「特殊飲食店」「接客店」などと呼ばれる労務者用の慰安所を作っていた。そこでは多くの朝鮮人女性が働かされていた。WAMでは現在、これら産業「慰安婦」の調査を進めている。

 また敗戦直後、内務省は「占領軍」および「占領軍向けの慰安所=v・RAA Recreation and Amusement Association、特殊慰安施設協会)の開設を全国の警察に指示し、1946年3月に閉鎖されるまで数万人の日本人女性を集めて、遊郭や飲食店、キャバレー、ダンスホールなどで米兵の相手をさせた。これは日本政府が設置した最後の慰安所になるが、やはり証言や資料が限られている。RAAでの体験や目撃をした方からの情報を求めている。特に広島のRAAについての情報は、ひろしまRAA研究会のホットライン(TEL 082・228・6535)へ。

[朝鮮新報 2006.8.5]